舟の上でアート展
2025-11-21 23:34:28

絹の歴史を紡ぐ舟の上でのアート展にご注目!

舟の上でのアート展



八王子の中心地に位置する空間堂シェアアトリエは、かつて絹織物会社として、多くの人が働いていた歴史ある建物です。時の流れの中で一度は幕を閉じたこの場所が、今再び作家たちの創作の場として生まれ変わりました。展覧会のテーマは「舟」。これは、舟に乗る作家たちがこの土地の歴史や自然に目を向け、他では味わえないアート展を作り上げるために設定されています。

この展覧会には、特に注目の五人の作家が参加しています。各々が独自の視点で「つくる」行為を通じて、場所との関わりを深めています。彼らの作品を通じて、来場者の方々にはこの場所が持つ歴史的背景や文化的意義を感じ取っていただけることでしょう。

出展作家のご紹介



イ・ヘリム


韓国生まれで日本在住のイ・ヘリムさんは、時間や記憶に関するテーマを主に取り扱い、彼女の作品では独自に漉いた紙を使って「時間」を物質的に表現しています。彼女のアートは、忘却や記憶の感覚を層として紙に重ね、観る者に深い感動を与えます。

小野坂葉子


小野坂さんは、伝統的な絣織技法を用いたテキスタイル作品を手がけています。防染を施した糸を使用し、文様を織りあげることで生まれる色彩や形が、彼女の作品の魅力です。この展覧会では、彼女のさらなる探求が感じられることでしょう。

河﨑日菜子


河﨑さんは、風土に根ざした独自の染織スタイルを追求しています。彼女はシェアアトリエの立ち上げメンバーでもあり、今は京都で活動しています。彼女の作品は、人の手と材料との関係を詩的に描いています。

鶴見朋世


鶴見さんは、素材や構造の組み合わせから生まれる新たな美しさを探求しています。繊維を言語として捉え、その感覚を拡張するような作品を制作し、見る者に思索を促すことを目指しています。

松田光二


松田さんは、周囲の日常的な道具を使った造形活動に取り組んでいます。古き良き家屋の土壁や海辺で拾った石など、身近な素材を用いて新たな関係性を編み出しています。

展示詳細



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  • - 開催日程: 金曜日から日曜日、祝日
  • - 開館時間: 10:00~17:00
  • - 会場: 空間堂シェアアトリエ
東京都八王子市中野上町1-26-3

この特別なアート展は、地域の歴史と文化を新たな視点から照らし出す素晴らしい機会です。作品を通じて八王子に息づく記憶や想いを感じていただき、ぜひ「舟」の旅をお楽しみください。来場は全てのアートファンに開かれており、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

お問い合わせ情報


空間堂シェアアトリエの展示に関するお問い合わせは、八王子市学園都市文化ふれあい財団までご連絡ください。
  • - 電話番号: 042-621-3005 (平日9:00~17:00)


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