高校生の貧困課題解決に挑む新たな試み
大阪に拠点を置く『認定NPO法人CLACK』は、社会的な課題である高校生の貧困問題に向き合うため、2024年から新たな採用プロジェクト『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』を始動します。このプロジェクトの目的は、高校生を対象としたプログラミング学習支援やキャリア支援を強化し、希望と可能性をアップさせることです。今回、CLACKでは『プロジェクトマネージャー』『事業開発』『Webエンジニア』のポジションを募集しており、社会課題に取り組みたい方の応募を求めています。
CLACKのビジョンとミッション
平井大輝代表が率いるCLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望を持てる社会」をビジョンに掲げています。同団体のメインミッションは、「困難を抱える中高生に、デジタルを通じて伴走支援を行う」ことです。デジタル技術を駆使した教育の機会を提供することで、子どもたちが社会で自立できる力を育むことを目指しています。
現在、日本では約9人に1人の子どもが貧困状態にあると言われており、特に高校生においてはキャリアの選択肢を広げるための支援が非常に重要です。しかしながら、この年齢層に対する具体的な支援策は不足しています。さまざまな社会的背景を抱えた彼らに目を向け、「完全無料のプログラミング学習教室」を開設し、実体験を通じた支援を行うことで、その貧困の連鎖を断ち切る試みをCLACKは進めています。
今回の募集に関する詳細
募集しているのは、中核をなす3つの職種です。それぞれのポジションでは、次のような役割を担っていただきます。
- - プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体の企画・運営を担当し、チームを率いて目標達成を目指します。
- - 事業開発担当:新たな取り組みやパートナーシップを生み出し、サービスの拡充と収益性を確保します。
- - Webエンジニア:開発チームに所属し、プログラミング学習のプラットフォームを構築・運用します。
この採用プロジェクトは、CLACKの未来をつくり、社会に変革をもたらす重要な機会です。平井代表は、「自らの力で貧困の連鎖から抜け出せる子どもを増やす」ことを目指し、参加者には社会に対する大きなインパクトを与えることが期待されています。
地域に根ざした取り組み
CLACKは地域の高校だけでなく、大手IT企業などとも連携し、プログラミング教育の普及を進めています。これにより、より多くの高校生がデジタルスキルを身につけ、職業選択肢を広げることが期待されています。また、エン・ジャパンの採用支援サービスを活用し、全国規模での支援拡充を図ることも視野に入れています。
終わりに
この新しい試みは、ただの職業募集にとどまらず、参加者自身が大きな社会的インパクトを生むチャンスでもあります。「子どもたちに希望を与えたい」、「社会をよりよくしたい」と考える方の応募を心よりお待ちしております。詳細な応募情報や平井代表のインタビューは、エン・ジャパンの特設ページでご確認ください。