男性向け料理教室
2026-02-19 14:52:50

家事負担の解消に向けた男性料理教室の開催とその意義

家事負担の解消に向けた男性料理教室の開催とその意義



泉大津市が3月8日、国際女性デーに男性向けの料理教室を開催します。このイベントは、特に子育て中の男性をターゲットにしており、家事に対する偏見や負担の軽減を目的としています。会場は体験型の防災倉庫「おづぼう」で、通常の料理教室とは一線を画した独自の体験が提供されます。

こだわりの会場:防災倉庫「おづぼう」



昨年開設されたこの防災倉庫は、災害時に必要な設備が整った体験施設です。ここでは、トイレや簡易ベッド、シャワーなどが設置されており、実際の災害時の暮らしを体験することができます。料理メニューは「ミモザサラダ」や「乾物」を使った味噌汁、おむすびなど、普段の生活でも役立つ内容が盛り込まれています。

家事負担の偏りという現実



家事の負担が女性に偏る現状は、全国的な課題として注目されています。総務省の調査や内閣府の男女共同参画白書でも、共働き世帯であっても女性の家事時間が男性を上回るとされています。泉大津市でも、地域性を考慮した市民アンケートによって、この傾向が確認されました。

市民アンケートでは、67.8%が「家事は男女が同じくらい担うのが良い」と思いながらも、現実には71.6%が家事を主に女性が担当しているという結果が示されています。「スキルがない」ことが家庭内の家事に関与できない最大の理由として挙げられています。それゆえに、料理教室が開催される意義は非常に大きいと言えるでしょう。

料理教室への期待



講師を務める栄養士の中塚由子氏は、地域での食育活動を通じて多くの男性たちから、「やり方が違う」といったコメントを聞いてきました。そこで、料理教室では男性たちが安心して料理に取り組める環境を整えることが重要視されています。料理の技術はYouTubeなどの動画で簡単に学べる時代ですが、過去の経験や周囲の評価によって「踏み出せない」という心理的な壁があります。

教室では料理を教えるだけでなく、参加者自身の声を大切にし、家事についての対話を促進する場を提供します。初めに自己紹介を行い、参加者同士が日常の家事について話し合うことで、共感を育む機会を作ります。また、役割分担をすることで、一緒にCookingが楽しめます。

防災倉庫の意義



防災倉庫での開催は単なる料理教室に留まりません。能登半島地震の際に、避難所で役割分担が女性に偏った現実が明らかになりました。これを受け、阪市は家庭内での役割分担のあり方を見直す必要があると認識しています。本教室では、日常と非常時が密接に関連していることを意識させるため、災害時に役立つ食材や機材を使用します。

この試みを通じて、参加者は自らの力で家庭を支えるスキルを身につけることができ、非常時にも家族を守れる力を育てることが期待されています。参加者には、自分が得た気づきを共有する時間が設けられ、意見交換を通じて更なる意識改革を促します。

開催概要


  • - 日時:令和6年3月8日(日)10:00~12:00
  • - 場所:泉大津市防災倉庫「おづぼう」(泉大津市下条町11‐35)
  • - 対象:市内在住の男性10名(特に30~40代の子育て世代)
  • - 講師:中塚由子氏(栄養士、食育アドバイザー)
  • - 協力:EcoFlow Technology Japan(ポータブル電源の提供)

当日は子どもを預かる保育も行われ、安心して参加できる環境が整えられています。プログラムは、応用可能な料理をチームで作る体験を通じて、実際に家事を楽しむ機会になります。参加することで、男性たちが料理を通じて家庭での役割を見直し、積極的に家事に関わろうとするきっかけとなるでしょう。そして、この料理教室は、だけでなく、より良い家庭、地域社会の形成に寄与することを目指します。


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