都城市に新設されたCAIO補佐官に杉谷良氏が就任
都城市に新たに設置されたCAIO補佐官の杉谷良氏
都城市における新たな試みとして、「CAIO補佐官」という役職が創設され、その初代補佐官にシフトプラス株式会社の取締役である杉谷良氏が就任しました。この新しい役職は、生成AIの全庁的な推進を図るために設けられたもので、庁内でのリーダーシップを発揮し、リスク管理やAI活用に関する助言や推進役を担います。
CAIO補佐官とは?
「CAIO」とは最高AI責任者(Chief AI Officer)の略で、行政におけるAIの導入や活用に関する戦略を立てる役職です。補佐官は、このCAIOを支援する位置づけとなります。杉谷氏は、シフトプラスでの豊富な経験をもとに、自治体におけるAIの活用をサポートする役割を果たします。
シフトプラス株式会社について
シフトプラス株式会社は、2006年に大阪市に設立され、主にWebシステムの提案、設計、構築及び保守を行っています。地方自治体向けのシステム開発やコンサルティング、業務委託サービスも手掛け、全国的にそのサービスを展開しています。
特に注目すべきは、同社が開発した「ふるさと納税」管理システムLedgHOME(レジホーム)です。このシステムは、全国500以上の自治体に導入されており、日本全国の寄附額の約50%を管理しています。このような成功体験を持つ杉谷氏がCAIO補佐官としての役割を果たすことにより、都城市でもAIの活用が進むことが期待されます。
都城市におけるAI活用の未来
杉谷氏は、スキルやノウハウを活かしつつ、都城市におけるAIの推進力となることが求められています。生成AIの利用は日々進化しており、地方自治体にとっても新しい価値を生む可能性があります。CAIO補佐官としての杉谷氏の活動により、都城市のデジタル化が一層加速し、住民にとっても利便性が向上することでしょう。
今後、杉谷氏とシフトプラスの取り組みがどのように都城市に変化をもたらすのか、注目が集まります。行政と民間企業が協力し、未来に向けた地域づくりを促進する動きが期待されます。