日本文化の力
2025-08-18 15:47:38

ビジネスと文化の交差点、日本から世界へ!RISE KANSAI 2025

RISE KANSAI 2025 セッション紹介



2025年8月28日、大阪・心斎橋のJOULE / SUNHALLで開催される『RISE KANSAI 2025』セッションにおいて、日本文化を現代のビジネスに活用する方法が語られます。登壇者には、狂言師の和泉淳子氏、美術家のミヤケマイ氏、そして料理家兼ライフスタイルプロデューサーの杉山絵美氏が名を連ねます。

日本文化の新たな可能性



和泉淳子氏は、600年以上の歴史を持つ狂言という伝統芸能の舞台で初の女性狂言師として活躍。彼女は、日本の伝統を活かしつつも、多種多様な音楽とのコラボレーションや英語による狂言の上演、さらには現代的な題材を取り組んだ新作狂言の制作など、様々な挑戦を続けています。短時間で楽しめる狂言の特徴を生かして、海外でも積極的に公演を行っています。

一方、ミヤケマイ氏は、日本画の素材や伝統技法を用いて、日本独特の美を現代アートとして表現。京都芸術大学の教授として教育の現場に立ちながら、エルメスや資生堂とのコラボレーションを通じて、日本から発信されるアートを世界に紹介しています。

モデレーターを務める杉山絵美氏は、ディオールでのPR経験を経て、現在は料理家として、またライフスタイルのプロデューサーとして活動しています。彼女は高級ブランドの現場を知る視点から、海外市場におけるブランドを作り上げていく難しさとその可能性について言及します。

日本文化は唯一無二の資源



このセッションの中で、登壇者たちは「日本の文化・歴史は唯一無二の武器である」という共通の認識を持っています。海外の文化から刺激を受けることは重要ですが、世界で戦うためには、自国の文化を理解し、それを共有することが不可欠です。日本独自の歴史や素材の特性、美意識を語化し、他国と比較しても信頼と共感を生み出す力を育てる必要があります。

グローバル市場では、米国のIT企業群「MATANA」やフランスの高級ブランドグループ「LVMH」のように、国を代表するブランドが存在感を放っています。今後、日本から同等のブランドを生み出すためには、自国の文化を強みにしながらも、世界に通じるストーリーや価値設計が必須となります。

ビジネスパーソン必聴のセッション



本セッションでは、具体的な事例や戦略を交えつつ、文化とビジネスを献身的に繋げる視点を探ります。日本文化を世界に広めたいと考えるビジネスパーソンやクリエイターにとって、このセッションは必聴の45分間となることでしょう。

開催概要



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RISE KANSAI実行委員会
メール: info[ atmark ]risekansai.com


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