J-PEAKSの取り組み
2025-09-26 23:22:31

岡山大学の社会変革を推進するJ-PEAKSとその取り組み

岡山大学の社会変革を推進するJ-PEAKSとその取り組み



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、2023年12月22日に文部科学省から「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、新たな社会変革を目指した取り組みを強化しています。本事業は、約5年間で55億円という計画規模を持ち、全国の研究力の向上に寄与する大学群の形成を目指しています。

岡山大学では、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」というビジョンを掲げ、様々なステークホルダーと連携しながら、研究力の強化とイノベーションの創出を推進しています。これらの取り組みの進捗状況は、月間で発行される「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」にて定期的に報告されています。

最新号となる第16号は2025年8月18日に発行され、特集として「City for Better Hearing」が取り上げられています。このプロジェクトは、加齢性難聴への持続的な支援を目的としており、新たに地域の医療機関や企業と連携し、難聴を早期に発見し、適切な補聴器の導入に繋げる仕組みが構築される予定です。特に、非都市部では医療的リソースが限られているため、地域住民に新たな医療価値を提供することを目指します。

また、本号では「イチオシの研究設備」として、岡山大学が保有する「ICP発光分光分析装置」にも注目が集まっています。これにより、岡山大学が単なる研究拠点の設立に留まらず、社会全体の検討を行える中核大学としての役割を果たすことが期待されています。

さらに、岡山大学では法人全体にわたる組織改革も進行中です。これにより、従来の狭い大学の枠組みを超えて、大学法人全体が連携し、効率的かつ効果的な研究環境の構築を目指します。この取り組みは、成果物の共有や優れた取り組み事例の発信を通じて、同じくJ-PEAKSに採択された他大学との共通課題解決にも寄与します。

岡山大学病院聴覚支援センターの片岡祐子准教授は、「City for Better Hearing」プロジェクトについて、早期発見と補聴器導入への重要性を強調しています。具体的には、聴覚検診を通じて難聴を早期に発見し、生活の質の向上を図ることがこのプロジェクトの核心です。特に高齢化が進む日本社会において、これらの施策は地域全体のQOL(Quality of Life)の向上に繋がるとされています。

岡山大学が発行する「J-PEAKS MONTHLY DIGEST」第16号は、最新の動向を一度に確認できる貴重な資料です。こちらからご覧いただけます

これからも岡山大学の取り組みに要注目です。地域中核大学としてのプライドを持ち、さらなる進化を遂げていくことで、世界に誇れる研究大学群の形成に寄与することを期待しています。


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