アートリフォーム、STYLICSをグループ化
2025年10月1日、株式会社アートリフォームは、インテリアコーディネートショップ『STYLICS』を運営する株式会社フォー・ディー・コーポレーションをグループに加えることを発表しました。この動きは、両社の協業の深化を目指す重要なステップであり、リフォームサービスにインテリアコーディネートを加えたトータルな空間提案を実現することが目的です。
 グループ化の背景
フォー・ディー・コーポレーションは、2002年に設立されたインテリアコーディネートの専門企業です。『STYLICS』のブランドのもと、全国500ブランドから選び抜かれた10万アイテムの中から、インテリアコーディネーターが最適な商品を提案。これにより、買い切りの販売だけでなく、レンタルやサブスクリプションなど多様な選択肢を提供し、消費者の高い支持を集めてきました。従来の展示販売モデルにとらわれず、プロの介在を通じた選択肢の広がりが評価されています。
すでに両社は業務提携を通じて関係を深めており、将来的なシナジーの可能性が大きいことから、今回のグループ参画に至りました。
 グループ化の目的と具体的な展開
アートリフォームは、リフォームに加え、インテリアコーディネートの要素を取り入れた“空間の完成体”の実現を目指しています。次のような具体的な価値向上を考えています。
- - 全体調和のディレクション機能の強化:どのような要素も調和するようなデザイン提案を行います。
- - 美機能バランスの提案:空間構成、色使い、素材選定に基づき、美しさと機能性を両立させた提案を行います。
- - トータル提案の確立:リフォームだけでは実現が難しい、完成度の高いトータル商材を提案します。
今後は、関東ブロックから順次トータルコーディネートサービスを展開し、部分コーディネートサービスを全国に広げる計画しています。また、STYLICSのコーディネーターを研修講師として育成し、そのノウハウを全社に浸透させることも進めます。顧客のニーズに応じたヒアリングから設計、施工、引渡し後までを一体的に管理し、満足度向上を図ります。
 アートリフォームの代表のコメント
株式会社アートリフォームの代表取締役社長、大本哲也氏は「このたび、STYLICSを運営するフォー・ディー・コーポレーションが当社グループに加わりました。お客様にとってのインテリアコーディネートの本質は商品販売に留まらず、空間の完成度を高める総合的なディレクションにあります。STYLICSの知見をリフォーム事業と組み合わせ、より高い提案価値をお届けします」と述べています。
 アートリフォームについて
アートリフォームは、創業73年、リフォーム業界で15万件以上の施工実績を誇り、関東、関西、東海、九州に拠点を持つ企業です。中古物件購入時のリフォームを手掛けるBtoB事業から、WEBやチラシなどからの反響を活かしたBtoC事業まで幅広く展開しています。「ホームプロ」では15年連続で西日本第一位の評価を受けています。近年、事業継承M&Aにも取り組み、地域に根ざした企業群を形成し、売上高100億円を超えています。業界のリーダーを目指し、継続的な投資を行い続けています。
 まとめ
アートリフォームとフォー・ディー・コーポレーションのグループ化は、リフォームとインテリアが融合した新たなサービスを実現し、お客様にとってさらなる価値を提供することを目指した重要な動きです。今後の展開に期待が高まります。
 
 
 
 
