FOOMA JAPAN 2025におけるガリレイグループの新たな取り組み
フクシマガリレイ株式会社は、2025年6月10日から13日の4日間にわたり、東京ビッグサイトにて開催される「FOOMA JAPAN 2025」に出展します。この国際食品工業展は、食品業界の最新技術を集約する場であり、ガリレイグループはタカハシガリレイ、ガリレイパネルクリエイト、ショウケンガリレイ、日本洗浄機の4社と共に参加し、特に注目される「NOBRAC」がテーマの展示を行います。
NOBRACによる食品工場の未来
ガリレイグループは、「Dramatic Future 2050」を掲げ、環境に優しいグリーン冷媒の使用を推進しています。これに伴い新たに開発されたCO2冷凍システム「NOBRAC」は、独特な冷却制御を利用してエネルギーを最大20%削減できるのが特徴です。このシステムは、空冷と水冷の2種類が用意されており、それぞれの工場ニーズに応じた冷却提案が可能です。
差圧冷却庫
同展では、差圧冷却庫も展示されます。これは冷却庫内に差圧を生成し、冷気を均一に分配することで短時間かつ高効率に冷却を実現するものです。実際には気流シミュレーションを用いたデモも行われ、来場者はその効果を目撃できます。
トンネルフリーザーSSJ
さらに、フラットな仕上がりを実現するスチールベルト採用のトンネルフリーザー「SSJ」も展示します。このフリーザーは水産物や豆腐などの繊細な食材に最適で、会場では最高品質のホタテを提供予定です。
自動化技術の進化
ガリレイグループは自動化にも力を入れています。人協同ロボットや自律走行搬送ロボット(AMR)を活用したマテハンラインが展示され、食品工場の人手不足問題に対処する有効な手段として注目されます。急速に冷却・凍結が行えるトンネルフリーザーと組み合わせて、効率的な生産ラインが提案されます。
内装用ライン照明付き天井パネル
また、内装用の照明付き天井パネルもご覧いただけます。施工の自由度が高く、点検歩行が可能なため工期短縮が期待されるこの技術も、工場環境改善の提案として展示されます。また、BIMを活用したシミュレーションも行われ、最新技術の実力を感じることができます。
器具洗浄機
小規模工場向けのコンパクトな器具洗浄機も展示予定です。独自技術による強力な洗浄力と高い省エネ性が特長で、現在の市場ニーズに応える製品です。
イベント情報
FOOMA JAPAN 2025は、2025年6月10日から13日の間、東京ビッグサイトで開催されます。ガリレイグループのブースは東3ホールの3P-63です。入場には事前の「クイックパス」登録が必須となりますので、公式サイトからの登録をお忘れなく。
日本の食品工業の未来を先取りできるこの機会に、ぜひガリレイグループの展望を実際に見に来てください。