ファーイースト・ホスピタリティ、大阪で新たな宿泊体験を提供
シンガポールを本拠地とするファーイースト・ホスピタリティが、大阪市内に2軒の新しいホテルを開業しました。「ファーイーストビレッジホテル大阪なんば南」と「ファーイーストビレッジホテル大阪本町」。この取り組みは、日本国内の事業拡大を目指して進められているもので、今後5年間で2,000室の客室数を達成するための重要なステップとなっています。
ファーイースト・ホスピタリティの最高執行責任者、マーク・ローナー(Mark Rohner)は、「大阪への進出は、ビジネスと観光が共存するこの都市において地域文化に根ざした理念を実現するための基盤を築くものです」とコメントしています。
これにより、同社は「Live Like a Local(ローカルのように過ごす)」という理念をもとに、現地の文化や雰囲気を感じられる宿泊体験を実現していく方針です。
同グループは、Anglo Fortune Capital Groupとの協力を通じてホテル開発を進めており、新たな宿泊施設の開業は彼らの成長戦略においても重要なマイルストーンです。
日本市場での成長戦略
ファーイースト・ホスピタリティは、2020年7月に「ファーイーストビレッジホテル東京有明」を開業し、日本市場に初めて進出しました。それ以来、拡大を続けており、2021年には「ファーイーストビレッジホテル横浜」、2023年には「ファーイーストビレッジホテル東京浅草」をオープンしています。大阪での新たな拠点の開設により、国内展開は5軒となります。
日本市場への進出は、文化に根ざしたホスピタリティを重視した同社のビジョンを体現するものです。観光市場はパンデミックからの回復が進んでおり、特に2023年は訪日外国人観光客が前年に比べて47.1%成長すると予測されています。
「ファーイーストビレッジホテル大阪なんば南」と「大阪本町」とは
新しくオープンした「ファーイーストビレッジホテル大阪なんば南」は、77室の客室を備えており、繁華街からも徒歩圏内の落ち着いた環境にあります。大阪の観光名所である道頓堀や難波八阪神社にもアクセスが良く、交通の便も非常に便利です。
一方、「ファーイーストビレッジホテル大阪本町」は165室を持ち、大阪のビジネスエリアに位置しています。ここでは、大阪の伝統と最新のトレンドが融合した文化的な体験を楽しむことが可能です。
お客様の心に残るサービス
ファーイースト・ホスピタリティは、他のホテルとは一線を画すユニークな宿泊体験の提供に力を入れています。スタッフ一人一人が心を込めたサービスを行うことで、ゲストが記憶に残る滞在を実現することを目指しています。また、地域とのつながりを意識した「Village Passport」を配布しており、地元のおすすめスポットや体験を紹介し、宿泊体験をさらに豊かにしています。
このように、「ファーイーストビレッジホテル」は、旅先での地域との自然なふれあいや地元に根ざした体験を通じて、ゲストがその街の文化や雰囲気に深く触れられるような工夫がなされています。
新しい地での特別な体験を求める旅行者にとって、ファーイースト・ホスピタリティの新たなホテルは魅力的な選択肢となることでしょう。今後の展開にも大きな期待が寄せられています。