2025年版 住みたい街ランキング関西エリア結果発表
大東建託株式会社が実施した「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025関西版」が発表され、関西エリアの居住者が選んだ住みたい街が明らかになりました。今回はその詳細をお届けします。
トップは梅田A、3年連続の栄冠
今回のランキングで1位となったのは、なんと3年連続で【梅田A】です。このエリアには、梅田本町や大阪梅田、北新地、西梅田、東梅田が含まれます。繁華街で賑わう梅田は、ショッピングやグルメ、エンターテインメントが充実しており、若者から年配層まで幅広い世代に支持されています。
2位には昨年3位から上昇した西宮北口がランクインしました。西宮市は、阪急神戸線でアクセスが良く、落ち着いた街並みが魅力です。そして3位は神戸三宮A。三ノ宮や神戸三宮、花時計前が統合されたこのエリアも、観光地としての人気を誇ります。
新たにランクインした駅も
トップ10には新たに姫路がランクインし、地域の注目が集まっています。歴史的な観光地として知られる姫路は、生活環境も整っており、過ごしやすさが魅力です。
自治体ランキングでは西宮市が7年連続1位
「住みたい街(自治体)」部門では、兵庫県の西宮市が7年連続で首位を獲得しました。日本の中でも教育や文化の面で魅力が多いこの自治体は、住民からの信頼も厚いです。2位には東京23区、3位には神戸市中央区が名を連ねています。このような結果は、各地の魅力的な住環境を反映していることがわかります。
今住んでいる街に対する評価
調査では、今住んでいる街を評価する肯定派が74.1%に達し、特に「住みたい街が特にない」という回答が半数以上となっています。名だたる住みたい街がある中で、現在の生活環境を肯定的に捉えている人が多いということです。
住みたい理由と住んでいない理由
住みたい街を選ぶ際の理由としては、「交通の利便性」や「街並みの美しさ」、さらには「おしゃれな環境」が上がります。逆に、住むことへの障壁としては、家賃の高さや交通の不便さが挙げられることがわかりました。特に都市部では、生活コストに対しての意識が高いようです。
年代別に見る住みたい街
このランキングでは、年代別でも結果が異なる興味深いデータが得られました。20代から50代までは、梅田Aが人気ですが、60代以上では京都がトップに立っています。また、950歳未満の世代からは姫路や芦屋が新たにランクインし、地域の情報が、男女や世代を超えて広がる傾向が見られました。
調査の概要
この調査は、2025年2月21日から3月10日まで行われ、対象は関西エリアに住む20歳以上の男女29,982名でした。この結果は、居住者の生の声を反映しており、今後の住まい選びや街づくりに活かされるでしょう。
今後もこのランキングが、皆さまの住まい選びに役立つ情報となることを願っています。