イシン株式会社がOK Junctionを完全子会社化、地域イノベーションの新たな幕開け

イシン株式会社がOK Junctionを完全子会社化

イシン株式会社が、株式会社OK Junction（以下、OKJCT）の株式譲渡契約を締結し、2025年10月1日付けで完全子会社となることが公式に発表されました。この動きは、特に地域の課題解決やスタートアップの育成を目指す、両社のビジョンが合致したことを示しています。

OKJCTは「つなぎ」、「つながる」、「つなげる」というコンセプトで、全国各地域でのイベント企画や運営に力を入れており地域社会との関わりが深い会社です。一方、イシン社は官公庁と民間企業の共創を支援する「公民共創事業」や、イノベーションをテーマにしたグローバルな情報ポータルを運営しており、その知見を活かして地域に密着したソリューションを提供する体制を強化する狙いがあります。

株式譲渡契約の詳細

株式譲渡契約は2025年8月18日に締結され、臨時株主総会での決議を経て、同日中に正式に決定されました。株式譲渡が実行されるのは2025年10月1日で、その日をもってOKJCTはイシンの完全な子会社となります。これによって、両社の持つ強みやリソースの統合が実現し、さらなる地域貢献が期待されます。

イシン株式会社とその役割

イシン社は、1999年に日本で最初のベンチャー業界メディア『ベンチャー通信』を創設以来、数々の独自メディアを運営し続けてきました。また、成長企業のブランディングを支援する「メディアPR事業」や、企業が抱える採用に関する課題を解決する「HR事業」など、多岐にわたるサービスを展開しています。これらの取り組みが地域社会との結びつきを強化し、新たなビジネスチャンスを創出しています。

OKJCTの強み

対して、OKJCTは自治体向けのイベント運営やスタートアップ支援に特化しており、地域のニーズに応じたサービスを提供してきた実績があります。今後、イシン社との連携により、これまで培ったネットワークを活用して、更なる地域発のイノベーションを加速させる計画です。自治体とスタートアップのコラボレーションを強化し、新たな価値を生み出すことが期待されています。

今後の展望

この子会社化により、OKJCTはイシン社が持つ「公民共創」を基盤にした自治体ネットワークやグローバルなスタートアップとのつながりをさらに強化し、新たなビジネスモデルや地域解決モデルを構築することができます。地域から全国、さらには国際的な視野に広がるイノベーションの波が期待されます。両社は共に、地域の未来を明るく照らすリーダーシップを発揮し、新しい価値を創造することが求められています。