青森から響く、新たなROCKの潮流
青森出身のアーティスト、ラテラル・オーシャンが、待望の1stソロアルバム『懐古する未来(初回限定盤)』を2025年7月9日にリリースします。本作は、彼の音楽活動の終活としての初めの一歩であり、愛着のある楽曲だけを厳選して収録されています。これは、彼の人生経験を反映させた、エモーショナルなロックサウンドの集大成なのです。
アルバムの特徴
アルバムタイトルには「過去」と「未来」という相対するテーマが込められており、懐かしさの中に新しい光を見いだすポップロックのエッセンスが強調されています。デビュー以降、さまざまな音楽スタイルで注目を集めてきたラテラル・オーシャンは、自身のルーツを探求し、新たなアレンジとドラマティックな声でリスナーを未知の音楽の旅へ誘います。
このアルバムは、彼が1995年から2003年にかけて制作した多くの楽曲から厳選したもので、4枚のアルバムに分けてリリースする予定の第一弾となります。10年後、20年後にも聴かれる曲を作り上げることを目指し、アルバム全体が物語のように構成されています。その中には、前後編を意識した曲の仕掛けや、遊び心が感じられます。
収録曲について
彼の1stアルバムには全9曲が収録されており、そのスタイルの幅はハイテンポなロックからバラード、インストゥルメンタル曲まで多岐にわたります。オープニングトラックはピアノ曲の「いつか(intro)」で、聴き手を音楽の世界へリセットする意図があります。その後の曲は、四季の移り変わりをテーマにした「種」「夏分の秋」「白銀の圀」などが展開され、感情豊かなサウンドが広がります。
特に注目すべき点は、サブスクリプションサービス時代の流れを反映し、CD版にのみボーナストラックやシークレットトラックが収録されることです。ボーナストラック「白銀の圀 Ballade.Ver」は別バージョンで、CD購入者だけがアクセスできる特別な楽曲。9曲目には、ユーモラスな「Secret Track」が隠されており、聴く楽しみが2倍となっています。
また、初回限定盤のDVDには楽曲に込めた思いを映像化したコンテンツが収められており、視覚でも楽しむことができます。
ラテラル・オーシャンの音楽人生
ラテラル・オーシャンは、1978年に青森市で生まれ、17歳の時に独学で音楽を始めました。音楽の世界に飛び込むべく東京に上京したものの、様々な挫折を経て音楽活動から離れていました。しかし、友人の言葉がきっかけで再び音楽に挑戦することを決意。彼が音楽を通じて表現したいのは、人生の苦悩と希望、そして自分自身に負けずに生きる力のメッセージです。
現代においても、音楽は人々の心に響く大切な存在です。ラテラル・オーシャンが届ける音楽が、多くの人々にとっての力となりますように。彼の新しいメロディーが、令和の音楽シーンに新たな光をもたらすことを期待しています。
プロモーションと展望
アルバムの予約開始日には、YouTubeでトレーラー動画を公開する予定で、InstagramやTikTokでもショート動画が配信される予定です。これにより、より多くの人々に彼の音楽が届けられることを目指しています。音楽ファンにはぜひ注目していただきたい内容です。最初の一歩を踏み出したラテラル・オーシャンの今後の活動に期待しましょう。