岡山大・藤原教授受賞
2025-09-28 22:30:28

岡山大学藤原教授ががん治療で偉業 「第30回松岡良明賞」受賞

岡山大学藤原教授が受賞



2025年9月8日、岡山大学の藤原俊義教授が、がん撲滅に貢献した功績により「第30回松岡良明賞」を受賞しました。この賞は、山陽新聞社会事業団から授与され、地域の研究者や団体の努力を表彰するものです。藤原教授は、岡山大学病院で消化管外科の診療科長を務めており、医療現場における注目の研究者です。

表彰式の模様



表彰式は山陽新聞社にて行われ、山陽新聞社の松田正巳代表取締役会長や、江見肇専務理事などが出席し、藤原教授の偉業を讃えました。授賞式では、教授の研究やその意義についても話題に上りました。藤原教授が開発した「テロメライシン」というウイルス製剤は、がん細胞にのみ直接作用し、既存の治療法では効果が見込めない患者への新たな治療選択肢として期待されています。

「テロメライシン」について



藤原教授の手掛けるテロメライシンは、がん細胞をピンポイントで攻撃できる革新的な治療法です。今年中にも、食道がん治療薬として、正式な薬事承認申請を行う予定です。手術や抗がん剤治療が適さない患者にとっては、真に救いとなる医療の選択肢となるでしょう。

藤原教授は受賞を受けて「この評価は非常に励みになり、更なる研究を進めたい」と意気込みを語る一方、「がん患者の皆さんに希望を届ける医療を実現するため、日々精進します」ともコメントしました。

次世代の取り組み



今後は、岡山大学の黒田新士准教授を中心に、すい臓がんに焦点を当てた次世代ウイルス製剤の臨床試験を開始する計画もあります。これにより、新たな治療法が患者にさらなる可能性をもたらすことが期待されています。

岡山大学は、地域に根ざした研究活動を行っており、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の支援にも取り組んでいます。また、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしており、今回の受賞を皮切りに、さらなる発展が期待されます。

まとめ



藤原教授のような研究者の活躍が、がん治療の新たな道を開くことを願っています。岡山大学は、今後も地域のニーズに応えた研究と医療の実現に向けて真摯に取り組んでまいります。岡山大学の活動は、地域社会にとっても大きな期待が寄せられ、希望の光となっています。


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