環境美化の積極的な取り組み
2025年5月30日、心地よい初夏の陽気の中、大阪府で「530(ごみゼロ)の日」にちなんだ合同清掃活動が行われました。この活動は、株式会社ダスキンと株式会社ローソンが協力し、大阪府が推進する『OSAKAごみゼロプロジェクト』の一環として実施されました。場所は、Osaka Metro御堂筋線の江坂駅周辺です。
この日に参加したのは、地域の自治会のメンバーと企業の従業員を合わせた228名。参加者たちは、目的意識を持って街の清掃に取り組みました。会場では、最初に江坂連合自治会の紙谷先生による挨拶がありました。そこで、地域の環境向上の必要性に対する共通の意識が感じられる一言がありました。「企業と地域住民が手を取り合って、美しい街づくりに寄与することができて嬉しい」とのこと。実際に、少し目線を変えるだけで見つかるごみの存在に、多くの参加者が驚きを隠せなかった様子です。
参加者たちは、自冊ごみ袋を手に、活気に満ちた表情で活動を開始。駅周辺の通りや公園などを巡りながら、意識的にごみを拾い集めました。取り組んだ結果、地元の皆さんと共に約42kgのごみを回収。回収後には、街がどれほどきれいになったかをみることができ、参加者の満足感も高まりました。
また、ダスキンとローソンは、大阪府と包括連携協定を締結しており、「環境」や「子ども・福祉」、「安全・安心」、「府政のPR」といった分野での協力を重視しています。今後も地域の住みやすさ向上への貢献を続けていく考えです。
参加企業の一つ、ダスキンの総務部部長である宮脇勇人氏は、このような活動が大阪・関西万博に向けての良い例になればと思い、活動を振り返りました。「会場だけでなく、大阪全体が美しさを保つことが、我々の誇れる魅力の一部です。この素晴らしい街をさらに輝かせるために、皆で力を合わせていきたい」と語りました。
今後の展望
この活動は、ただの美化活動にとどまらず、地域の絆を深める重要な機会でもあったと言えます。今後もダスキン、ローソン、大阪府の3者が連携し、さらなる清掃活動を企画していくことが期待されています。また、こうした活動を通じて多くの人が地域環境について関心を持ち、その意識の向上にもつながることを願っています。
清掃活動に参加したメンバーの言葉からは、日々の生活の中でも適切な環境意識を持ち続けることの重要性を実感し、これからも美しい街を守っていくための一歩を踏み出す機会にしてほしいと思います。