DJ KOO先生は、まず自身のDJ活動45年を振り返り、当時のダンスミュージックシーンを紹介しました。1970年代後半から1980年代のキャンディ・ポップ・ブームや、ヨーロッパのアーティストによる新たな音楽スタイルの影響を受けた日本の音楽シーンと、そのエッセンスを生かしたDJプレイの魅力を語りました。特に、DJ KOO先生は東京のディスコシーンの違いを、自身の経験を交えながら丁寧に解説し、学生たちを惹きつけました。彼は「新宿のディスコでは、曲のつなぎ方やしゃべり方に特有のスタイルがあり、僕はそのスタイルを身につけていった」と話し、エリアごとの違いにもナビゲートをしました。