舞台『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』が大阪で上演
10月16日から19日にかけて、大阪市のin→dependent theatre 2ndで、お笑いサタケ道場の新作舞台『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』が上演されます。この舞台には、Twitterでフォロワー数110万人を誇る上枝恵美加さん(元NMB48)も出演。
生死を問う独自の視点
本作は、ダイスキ合同会社が運営するお笑いサタケ道場の企画です。劇団が直面してきた赤字の危機と、役者やスタッフの絆が生んだ作品です。作者の佐竹仁氏は「人はなぜ生き、なぜ死ぬのか」というテーマを中心に構想を練り、観客に深いメッセージを届けます。
なぜ今「生と死」を問い直すのか。2025年に行われる大阪・関西万博が、命をテーマに掲げていることからも、多くの人が命について考える機会があります。本作では、怪奇な要素と科学が交差することで、作品に新たな視点を与えています。
舞台の背景
明治時代が舞台となる本作では、文明開化のさまざまな出来事が描かれます。まじない師の常磐真澄と、その弟子の白川陽菜が異国の少女を救うシーンは印象的で、人々に深い畏怖を与える炎の龍の登場が物語を引き立てます。
火災や神隠し、暗殺事件などが続き、科学と呪術、信仰と権力が交錯する様相が描かれます。この出会いや選択が、不老不死の伝説と共に広がるストーリーに重要な要素を加えています。
多彩なキャストが集結
本作には、上枝恵美加さんを始め、関西の実力派俳優陣が集結。
「劇団往来」の北小路まなさん、「ポータブル・シアター」の三浦求さん、「劇団ショウダウン」の林遊眠さんなど、豪華な顔ぶれが出演します。さらに、各日異なるゲストが登場し、毎回違った楽しみを提供します。
「エンタメ」と「重いテーマ」の融合
お笑いサタケ道場ならではの独特な演出。この舞台ではオープニングダンスを取り入れ、アクションシーンに殺陣を交え、オカルトやファンタジーの要素を組み込むことで、重いテーマをエンタメとして楽しむことができます。
公演情報
公演名: お笑いサタケ道場 第21回公演『明治魍魎伝~不死伝説と龍の涙~』
日程: 2025年10月16日(木)~19日(日)
会場: インディペンデントシアター2nd(大阪市浪速区日本橋4-7-22)
チケット料金: S席9,000円 / A席6,000円
応援チケット(配信・豪華特典付き): 6,000円
公演のチケットは9月12日から発売中です。
お問合せ先
公式サイトやメールでのお問い合わせも歓迎。詳細はお笑いサタケ道場の公式HP(
http://owaraisatake.com)をご覧ください。
人の命の在り方を新たに問うこの舞台を、ぜひ観覧してほしいと思います。