高齢者が考える葬送の選択肢・海洋散骨の現状と心理
近年、供養や葬送の形が多様化してきました。その中で特に注目を集めているのが、
海洋散骨という自然葬の一種です。近い将来を見据える高齢者層の4割が、この海洋散骨を自身の葬送方法の選択肢として検討しています。ここでは、高齢者の終活の意識や海洋散骨に対する印象・選択肢として考える理由について詳しく解説していきます。
調査の背景と目的
株式会社Aクルーズが運営する
『みんなの海洋散骨』が行った調査によると、60代・70代の高齢者の間で終活への意識が広がっています。特に、海洋散骨という選択肢が注目されています。調査は、全国の60代・70代を対象に実施され、高齢者の意識や考え方を探る目的がありました。
調査の概要
- - 調査期間: 2025年12月22日(月)~12月23日(火)
- - 対象者: 60代70代の男女
- - 有効回答者数: 1,014名
- - 調査方法: インターネット調査
この調査によって、多くの高齢者が自身の葬送や終活について考えるようになったことが明らかになったのです。
終活を意識し始めた高齢者
調査結果では、60代・70代全ての回答者が「自身の終活・葬送方法を意識している」と回答しました。2009年に出た「終活」という言葉が浸透した影響もあり、多くの高齢者がこのテーマに向き合っていることは喜ばしいことです。一方で、具体的な行動に移していない方が約半数を占めています。
海洋散骨の認知度の高さ
海洋散骨に関しては、なんと高齢者の95%がその存在を知っていると回答しました。近年、著名人が海洋散骨を選ぶケースが増えていることが、一般の認知度を高めている要因でしょう。
海洋散骨に対するイメージについては、おおむねポジティブであり、特に「自然に還る」や「お墓の管理負担が軽減される」という意見が多数を占めました。
自身の葬送方法としての海洋散骨
調査では、約4割が海洋散骨を選択肢として考えていることが示されました。海洋散骨に対する高齢者の選択理由の中で最も多かったのは、「お墓の管理負担を子どもに残したくない」という声です。このことから、負担を軽減できる葬送方法としての需要が高まっていることがわかります。
家族への希望伝達の不足
高齢者の多くが終活や葬送方法について考えていますが、実際に家族に希望を具体的に伝えている方は13%に留まっています。これには、核家族化が影響しているかもしれません。多くの高齢者が、家族の負担を少なくする葬送方法を選びたいと考えていることが明らかになりました。
まとめ
この調査から、高齢者の方々が終活を考える際の重要な要素が「家族の負担軽減」だということがわかりました。海洋散骨は、そうした負担を軽減できる選択肢としてますます注目を集めています。今後、子供世代の親に対する終活・葬送方法についても深掘りしていく計画です。
みんなの海洋散骨について
『みんなの海洋散骨』では、全国に対応し、海洋散骨を代行・手配する専門サービスを提供しています。粉骨や献花、献酒など、供養の方法も様々なプランから選ぶことができます。今後も多様な葬送方法に対する需要が拡大する中で、しっかりとしたサポートを提供していきます。