yuniが東京都支援
2025-05-09 15:46:32

廃棄物を資源に変えるyuniが東京都の支援を受けて新たな挑戦へ

廃棄物を資源に変えるyuniが東京都の支援を受けて新たな挑戦へ



株式会社yuniは、東京都が実施する「社会実装促進(マッチング)支援_環境サステナビリティ・GX」第1期に採択されました。このプログラムは、社会問題の解決を目指すスタートアップと企業とのマッチングを通じ、新しいビジネスの実現を支援するものです。この支援を受けて、yuniはその再生技術をさらに進化させ、環境負荷の軽減に向けたさらなる取り組みを行います。

廃棄物問題と資源化の急務


日本国内では毎年約4,000万トンの廃棄物が焼却されており、資源の有効活用が求められています。自治体や企業はこの問題に対処するための新たな解決策を追求しています。yuniは「日本を廃棄大国から資源大国へ変える」という高いビジョンのもと、日本の再生素材市場に革新をもたらすことを目指しています。環境サステナビリティへの真剣な取り組みが評価され、このたびの採択に至ったのです。

yuniの取り組み


yuniは以下の3つの大きな事業を展開しています。

1. 再生技術開発事業
寝具やクッションなどで使われる綿、ポリエステル製品の再生を実現。兵庫、大阪、山梨に再生工場を設立し、大手企業への素材供給を行っています。

2. ブランド事業
再生素材を取り入れた新しい製品を開発し、オーダーメイドやサブスクリプションモデルで再生品を提供。環境を意識した製品開発を進めています。

3. デジタル化事業
再生素材の流通や管理をデジタル化し、業界を効率化。サステナブルな経済循環を促進しています。これにより、バーコードなどを利用して素材のトレーサビリティを確立し、消費者への透明な情報提供が実現しています。

東京都の支援プログラムの詳細


このプログラムは、社会課題の解決に関連するスタートアップが企業とのつながりを持つための支援を提供しています。具体的には、試作品の改良支援、ピッチイベントの機会、様々な企業とのネットワーキングなどが含まれています。これにより、yuniは自社の技術と事業モデルの市場適合性を実証することが期待されています。

今後の展望


yuniは今後、このプログラムを活用して多くの企業や組織とのネットワークを広げつつ、再生素材の社会実装をさらに加速させていく予定です。また、カーボンニュートラルへの取り組みにも積極的に協力し、2050年までの持続可能な社会の実現に向けた活動を強めていきます。

susteb(サステブ)について


sustebは、寝具やクッション等の製品を対象にした再生素材化サービス。2021年にリリースされ、地域の自治体や企業、家庭からの素材の引き取りを行っています。最終的には「焼却処分場をなくし、再生工場を作る」というビジョンを掲げており、地域と連携し、循環型の社会づくりを志向しています。

企業概要


株式会社yuniは、2019年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。「すべての素材を正しい素材寿命に」というミッションのもと、未焼却資源の回収と再生素材化の研究開発に力を入れています。yuniの取り組みが、今後の環境問題の解決につながることを多くの人が期待しています。

公式HPもぜひご覧ください: yuni公式サイト



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