20周年を迎えるお笑いサタケ道場の新たな挑戦
大阪で生まれ、20年の歴史を刻んできたお笑いサタケ道場が、記念すべき第20回公演として舞台『ソウルメイト』を2025年4月に上演します。この公演では、友情や命がテーマとなっており、深いメッセージが込められた作品となっています。
舞台の背景とアプローチ
脚本家であり演出家の佐竹仁が手掛ける本作は、大阪のエンターテイメントシーンにおいて特異な存在感を持つサタケ道場の集大成といえるでしょう。劇団はこの20年間、数多くの公演を行い、地域の人々に愛され続けてきました。特に、戦争や友情といった重いテーマを扱いつつ、観客に感動を与えることを目指しています。
今回は合同で制作を担当する株式会社キイロイツノの吉元俊介とのコラボレーションも見逃せません。このプロデューサーとのタッグにより、さらに多様性に富んだ作品へと進化しています。
あらすじ
物語は、敵国に近い町ヴェルトバーデンを舞台に、空軍部隊で活躍するエースパイロットたちの青春を描いています。少年たちが日々訓練と戦闘を重ねる中で、軍医のヴォルフガングが彼らのもとに現れ、彼らに戦争の本質について考えさせることになります。
「僕は今、空です。あなたは今、どこにいますか?」という問いかけが象徴するように、友情や勇気、そして人間の命について深く掘り下げていきます。戦況が悪化する中で、少年たちはどのように成長し、彼らの選択がどのような影響をもたらすのかが見どころです。
出演者と制作陣
本公演には、劇団のメンバーを含む24名のキャストが揃い、加えてダンサーたちも参加します。主なキャストには、立部円、小路侑希、清水康司、冨田亜紗子が名を連ねており、さらには多くの関西出身の才能ある俳優たちが集結します。
佐竹仁氏は「命と友情、想像力の物語を描くことで、観客に感動を届けられることを願っています」と語っています。吉元俊介氏も「戦争という重いテーマながら、伝えたいメッセージはシンプルです。演劇愛好家だけでなく、新たに演劇に触れる方にも楽しんでもらえる作品になるでしょう」と期待を寄せています。
チケット情報
チケットの販売も開始しており、A席は前売り6,000円、当日7,000円、S席は前売り9,000円、当日10,000円で購入可能です。当日券は前売り価格に1,000円プラスした金額で手に入れることができます。
開催概要
- - 開催場所: In→dependent theatre 2nd
- - 住所: 大阪府浪速区日本橋4丁目9-5
- - アクセス: 地下鉄堺筋線「恵美須町駅」から北へ徒歩7分
- - 公演日時: 2025年4月17日(木)から20日(日)の間
- 17日(木)19:00
- 18日(金)19:00
- 19日(土)14:00・19:00
- 20日(日)12:00・17:00
公演の受付は、開演の1時間前から、開場は30分前より行われます。
この舞台が、空を舞う友情と命の物語として、多くの人に感動を与えることを是非とも期待したいです。