「芸大Zoo」開館
2025-10-31 15:03:40

「芸大Zoo」がアートと生態を融合した新たな空間として開館!

大阪芸術大学 動物ジオラマ館「芸大Zoo」の魅力



2023年10月1日、大阪府南河内郡に位置する大阪芸術大学に新たにオープンした動物ジオラマ館「芸大Zoo」。この施設は、アフリカや北アメリカの動物たちの剥製を展示し、多様な生態系をリアルに再現する場として学生や一般の来訪者に新たな学びの機会を提供します。

セレモニーの華やかな幕開け


オープニング記念式典では、塚本副学長や展示を手掛けた若生教授、剥製を寄贈した滋賀サファリ博物館の元館長・近藤幸久さんが登場しました。彼らは新しい動物文化の場の誕生を祝い、過去のコレクションが新たな場所で生かされることに対する喜びを語りました。式典はテープカットやギャラリートークなどで盛り上がり、開館の瞬間を見守った多くの学生や報道関係者の期待感が感じられました。

「芸大Zoo」のユニークな構成


「芸大Zoo」は、IM各地の動物の剥製を基にし、3つのエリアから構成されています。アフリカの草原を再現したエリアでは、シマウマやキリン、シロサイなどが暮らす様子を間近に見ることができます。また、高地や丘陵地の森林をテーマにしたエリアでは、ボンゴなどの生態を観察することが可能です。特に、各ジオラマは実物の風景を背景にした写真を使用しており、リアルな体験ができる造りになっています。

剥製展示室には、迫力あるワピチや、アルタイアリガリ、シベリアアイベックスなど多種多様な動物たちが展示されています。各剥製は壁面にも飾られ、その存在感をより一層引き立てています。柵が少ないため、動物たちの毛並みや表情を間近で楽しむことができるのが特徴です。

開館の背景とその意義


「芸大Zoo」の設立には、滋賀サファリ博物館の元館長・近藤さんとの出会いが大きく影響しています。彼の父が長年にわたり収集してきた貴重な剥製コレクションが大学に大胆に寄贈され、学生の教育を目的とした施設が誕生しました。このような貴重な学習の場ができたことで、学生たちにとって新たな創作活動や実践的な学びの機会が生まれています。

開館後の活用方法について


今後、「芸大Zoo」は美術やデザイン、映像学科など、さまざまな学科の学生に利用され、創作のインスピレーションを与える場となることが期待されています。実際に、若生教授はジオラマを制作する際にアフリカで実際に撮影した写真を背景に用いるなど、実践的な取り組みを行いました。これは、学生たちがよりリアルな体験を通じて学べるような教育方針の一環です。

このように、「芸大Zoo」は単なる展示施設ではなく、学生たちの芸術表現の育成や教育の場としての役割を果たすことが求められています。今回の開館は、新たな動物文化の発信地としての期待が高まります。皆様もぜひ足を運び、動物たちの生態を間近に感じてみてください。

概要


  • - 施設名: 大阪芸術大学 動物ジオラマ館「芸大Zoo」
  • - 場所: 大阪芸術大学 31号館
  • - 開館時間: 火~金曜日 12:00~13:30(通常授業期間中)
  • - アクセス: JR天王寺駅・OsakaMetro天王寺駅からが便利ですが、近鉄大阪阿部野橋駅からもアクセス可能です。無料のスクールバスも利用できます。


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