リバスタが新サービスを発表
株式会社リバスタは、資源の有効利用を推進するための新たなオプションサービス「再生資源利用促進支援サービス」を、電子マニフェストサービス「e-reverse.com」上で提供開始しました。このサービスでは、建設業界における環境負荷を軽減する土台として、再生資源利用促進法に基づく各種書類の作成が容易に行えるようになります。
サービス概要
このサービスを利用すると、ユーザーは「e-reverse.com」上で「再生資源利用促進計画書」と「実施書」の作成を行い、一元管理ができるようになります。この際、作成した情報は一般財団法人日本建設情報総合センターが運営する「コブリス・プラス」へも連携されるため、書類作成から提出までの作業がスムーズになります。
背景と重要性
持続可能な社会を目指す中で、限りある資源の有効活用や再利用の重要性が増しています。特に建設業界では、廃棄物を適切に処理するための「建設リサイクル法」が施行されており、計画書の提出が義務付けられるなど、業務の重要性が高まっています。2023年の法改正により、元請会社は計画書を発注者に提出し、公衆の見やすい場所に掲示する必要があるため、業務負担が増加しています。
新サービスの特長
この新しいサービスには、いくつかの特筆すべき特長があります。まず第一に、書類作成が「e-reverse.com」上でできますので、時間を大幅に短縮できる点です。また、「e-reverse.com」に登録されたマニフェスト情報が自動的に実施書に反映されるため、入力作業の手間が削減され、業務効率がさらに向上します。加えて、計画書や実施書に関する情報を一元的に管理できるため、現場と本社・支店間の情報共有もスムーズに行えます。
エンドースメント
このサービス提供にあたり、鹿島建設株式会社や東急建設株式会社からもエンドースメントを受けています。鹿島建設の担当者は、「新たなサービスにより書類作成が効率化されることを期待しています」とコメント。また、東急建設の担当者も、法改正への対応や業務効率の向上に寄与することを強調しました。
今後の展望
リバスタは、今後もこの「再生資源利用促進支援サービス」を強化し、元請会社の自社システムとのデータ連携機能や、建設副産物情報などの集計・データ出力機能の追加を進めていく予定です。循環型社会の実現に向け、建設分野の持続可能性をさらに高める取り組みが期待されます。
オンライン説明会の開催
本サービスに関するオンライン説明会も予定されています。参加は無料で、日時は2025年11月12日と26日です。詳細はリバスタの公式ウェブサイトで確認してください。この説明会では、サービスの特長やデモンストレーションが行われる予定です。
まとめ
リバスタの新しい「再生資源利用促進支援サービス」は、環境負荷を軽減し持続可能な建設業界を構築するための重要なツールです。これからもリバスタの動向に注目し、建設業界の未来を見守りましょう。