新たな造形技術「R1/R1 MAX」登場!
APPLE TREE株式会社が発表した「R1/R1 MAX」は、産業用3Dプリンターの世界に新たな風を吹き込むモデルです。このプリンターは、革新的な技術と高い精度を誇り、製造業における試作や少量生産に最適です。大阪を拠点とするこの会社は、最新の3Dプリンティング技術を駆使し、特に射出成形品質を実現することに成功しました。
「R1/R1 MAX」の特長
1. PReS技術による高品質な製品造形
「R1/R1 MAX」は、独自のPhoton Reaction System(PReS)を採用しており、Ra5µmという非常に滑らかな表面品質を実現しています。この技術により、外観部品や精密なパーツでも、射出成形に匹敵する高品質を再現することができます。試作から製品製造まで、さまざまな用途に活用可能です。
2. 安定性を支える四軸ガントリ構造
このプリンターは、産業機向けに設計された四軸ガントリ構造を採用しており、造形時の振動を最小限に抑えます。さらに、20以上の高感度センサーが温度や押出量、動作状態をリアルタイムでモニタリングし、製造プロセスを常に最適化します。これにより、高速造形や大型モデルにおいても、安定した造形品質を保持できます。
3. 24時間365日運用が可能
「R1/R1 MAX」は、その頑丈な構造と高精度制御によって、長時間の連続運用にも対応しています。この特性により、休止時間を最小化し、効率的な運用が可能です。試作から小規模な多品種生産に至るまで、様々なニーズに対応できます。
4. 高い生産一貫性
PReS技術と造形システムの組み合わせにより、造形品質のばらつきを抑制し、高い生産一貫性を実現しています。これにより、試作から中小規模の生産に至るまで、同等の品質を維持し続けることが可能です。
税制優遇措置の活用
「R1/R1 MAX」は中小企業経営強化税制(A類型)の優遇措置に対応しており、デジタル機器の購入にかかる経済的な負担を大幅に軽減できます。税制優遇措置を利用することで、導入コストを抑えられるのは大きな魅力です。詳細については、APPLE TREEの特設ページをご覧ください。
APPLE TREE株式会社について
APPLE TREE株式会社は、大阪市に本社を構え、2012年に設立されました。3Dプリンターやスキャナーの販売・保守を行い、3D関連技術の最前線をいきます。同社の製品は、様々な業界で活用されており、特にものづくりの現場での生産性向上に貢献しています。
まとめ
「R1/R1 MAX」は、最新の技術と高精度な構造を持ち合わせた次世代3Dプリンターです。射出成形に迫る品質を実現し、さまざまなニーズに応えるこのモデルは、企業の生産活動に新たな価値を提供することでしょう。大阪から発信されるこの技術は、国内外の製造業において非常に注目されています。