岩間保憲氏逝去
2025-03-06 14:25:17

カイロプラクティック界の先駆者、岩間保憲氏の訃報を悼む

カイロプラクティック界の先駆者、岩間保憲氏の訃報を悼む



2025年2月28日、カイロプラクティック界の重要な人物、岩間保憲氏が76歳で永眠されました。彼は全国健康生活普及会の相談役も務め、新たな健康の形を示してきた大きな存在でした。葬儀には近親者に加え、業界の仲間や多くの友人、さらにはアメリカやヨーロッパから数多くの人々が参列し、彼の功績を称えました。

岩間氏の生涯は、1948年に東京で始まりました。1970年代にカイロプラクティックに深く関わりを持った彼は、その情熱をもって多くの人々に健康を届けることを使命としていました。日本におけるカイロプラクティックの普及に尽力し、本場アメリカのカイロプラクティック大学との友好関係を築くなど、技術革新や業界ネットワークの構築に貢献しました。その影響は計り知れず、多くの人々が彼の理念によって健康を手にしました。

また、における団体「Zenkenkai」は、2025年に設立50周年を迎える予定であり、彼の業績が未来の活動にも色濃く影響を与えています。岩間氏の思想を受け継ぐ新会長の岩間信憲氏は、今後もカイロプラクティックを広め、支えてくれた人々の期待に応えたいと熱意を語っています。

岩間信憲氏は、父である岩間保憲氏が47年間もカイロプラクティックの発展に人生を捧げてきたことを振り返り、その重い責任を感じながらも、全力で業界を支えていく決意を示しています。「アメリカ並みにカイロプラクティックを身近に感じる社会を実現したい」という彼の言葉には、業界への強い希望と信念が込められています。

葬儀の様子は、約400名もの方々が参列し、故人を偲ぶ感謝の言葉が寄せられました。このような盛大な別れは、岩間氏が築き上げた人間関係の重要性を物語っています。彼は日本のカイロプラクティックの火を絶やすことなく、これからもその灯を守り続けることに励むことでしょう。

【経歴概略】
岩間保憲氏は1982年に、NPO法人日本カイロプラクティック教育諮問委員会の相談役にも就任し、その後も米国のテキサス・カイロプラクティック大学で名誉D.C.の称号を受けるなど、国際的にも高く評価されてきました。また、数多くの協会の名誉会員や代表として、日本のカイロプラクティックの発展に寄与しました。自ら設立した株式会社日本直販は、代理店による推定総売上が年間200億円を超える業績を誇っており、彼のビジネスマインドと情熱も業界に大きな影響を与えたのです。

彼が遺したものはただの技術や知識にとどまらず、人々に健康と幸せをもたらすという信念そのものでした。今後、彼の遺志を引き継ぐ新たな世代がどのようにカイロプラクティックを進化させていくのか、目が離せません。岩間氏の偉業を受け継ぎ、さらに新たな未来を切り開くことを願っています。


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