ダイヤトレンドが新たに発表した産業用スイッチングハブ
ダイヤトレンド株式会社(大阪市)が新たに開発した産業用スイッチングハブ『DEH-GTX16C』は、使い勝手とコストパフォーマンスが大幅に向上し、産業分野での利用に最適なモデルとなっています。この新型スイッチングハブは、産業用ネットワーク機器の多様なニーズに応えるべく、設計の全面見直しを行ったのが特徴です。
新モデルの特長
コンパクト設計
新型の『DEH-GTX16C』は、サイズを従来モデルと比較して約17.4%小型化しました。これにより、設置スペースを大幅に有効活用できるようになっています。さらに、コスト面でも従来型から約15.4%の価格引き下げが実現され、お求めやすくなっています。
信頼性の高い設計
この新型スイッチングハブは、産業環境における厳しい条件にも耐えられるように設計されています。動作温度は-40℃から75℃まで対応しているため、温度変化が激しい工場でも安定して稼働します。
PoE対応の新モデル
同時に発売された『DEH-GP16C』モデルは、PoE(Power over Ethernet)対応で、16ポートを通じて最大300Wの給電が可能です。これにより、デバイスに電源を供給しながらデータ通信を行うことができ、配線の簡素化が図れます。
ギガビット対応
『DEH-GTX16C』は、高速データ通信を確保するため、ギガビット対応のLANポートを標準装備。大量のデータも迅速に処理できるため、生産プロセスの効率化が期待できます。
CC-Link IE Fieldとの連携
複数の産業用ネットワークの要件に応え、特にCC-Link IE Fieldネットワークにも対応しています。この規格は、工場の生産現場におけるデータ通信を効率化し、生産設備のタクトタイムを縮小する助けとなります。
簡単な取り付け
ダイヤトレンドのスイッチングハブは、DINレール取り付けに対応しており、壁への設置も簡単に行えます。また、静音ファンレス設計で、音に敏感な場所でも使用が可能です。
今後の展望
ダイヤトレンド株式会社は、この新製品をはじめとしたネットワークソリューションのさらなる革新を目指し、産業界のDX化を推進していく意向を示しています。今後も様々なニーズに応える製品開発が期待されます。
それでは、新たなスイッチングハブ『DEH-GTX16C』と『DEH-GP16C』の詳細情報は、次の公式ウェブサイトでご確認ください。
ダイヤトレンドに関する更なる情報や製品写真は、公式サイトもご覧ください:
ダイヤトレンド公式サイト
新たな時代のネットワークソリューションとして、『DEH-GTX16C』と『DEH-GP16C』がどれほど産業界に貢献するのか、今後の展開に目が離せません。