クラウドPBX「INNOVERA」の新機能概要
大阪市を拠点に活動する株式会社プロディライト(代表:小南秀光)は、9月29日にクラウドPBX「INNOVERA 2.0」の新機能、Autocall機能の多言語対応試用版を発表しました。この革新的な機能は、海外の顧客に対し円滑にコミュニケーションを図る手助けをするために設計されています。現在、企業向けに期間限定の利用料及び通話料が無料のトライアルを実施しております。
Autocall機能とは?
Autocall機能は、事前に設定した条件やリストに基づき、システムが自動的に電話をかける仕組みです。この機能の利用例として、顧客への予約確認、契約更新のリマインド、アンケートなどがあり、企業の業務効率化に寄与しています。さらに、特に顧客満足度を高める重要な要素ともなるこの機能に多言語のサポートが導入されることで、グローバル化が進むビジネス環境において競争力が一層強化されることが期待されます。
多言語対応の背景
プロディライトが多言語対応の必要性を認識した背景には、日本国内におけるインバウンド需要の急拡大と外国人労働者及び居住者の増加があります。2024年には訪日外国人数が過去最高の3,687万人に達すると予想されており、これに伴い、企業における多言語でのコミュニケーションのニーズが急増。顧客とのコミュニケーションを強化するため、多言語に対応したAutocall機能の開発が決定されたのです。
ユーザーからのフィードバック
プロディライトは、株式会社グローバルトラストネットワークスの協力を得て、既存の多言語対応Autocall機能を利用している企業からのフィードバックを収集しました。その結果、外国人スタッフによる音声録音や言語ごとの設定の手間、通話失敗時の再コールプロセスの複雑さなど、現状の課題を明確にしました。これにより、より簡単に多言語対応のAutocall機能を利用できることが求められていることが明らかになったのです。
新機能の詳細
新たにリリースされた多言語対応試用版では、10の言語に対応。この機能によって、ユーザーが日本語で入力した音声ガイダンスが、他の言語に即時翻訳され、音声合成が施される仕組みです。対応言語には、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語、フランス語、スペイン語が含まれています。これにより、企業は複数の言語で簡単に顧客へアプローチすることが可能になります。
トライアルの申し込みについて
現在、クラウドPBX「INNOVERA」を利用している企業様を対象に、Autocall機能の多言語対応試用版を無償でお試しできるトライアルを実施中です。未使用の法人のお客様でも、導入にあたってのプラットフォームを単体で試すことができ、十分に機能を体験いただけるチャンスです。トライアルは2025年の10月1日から12月26日まで実施されていますが、申し込みが予想を上回った場合には、受付を終了する場合もありますのでお早めにお申し込みください。
今後の展望
プロディライトは、今後もAutocall機能専用の多言語翻訳機能のさらなる実装を予定しており、双方向のコミュニケーションツールとしての進化を目指しています。リアクション機能や音声録音・テキスト化機能の追加により、より一層のサービス向上を目指していくとしています。
まとめ
クラウドPBX「INNOVERA」の新しい多言語対応Autocall機能は、企業の国際化を促進すると共に、業務の効率化と顧客満足度の向上を図るための大きな一歩です。興味のある企業様は、ぜひこの機会に無料トライアルをご検討ください。