NHNテコラス、Gemini Enterpriseの安全導入を支援する新パッケージを発表

NHNテコラスが新たに発表したパッケージ

企業のデジタル変革が進む中で、生成AIの導入は避けて通れない流れとなっています。NHNテコラス株式会社は、7,000契約を突破したクラウド総合支援サービス「C-Chorus」において、企業のための新しいセキュリティソリューション、「セキュア導入パッケージ for Gemini Enterprise」を提供開始しました。

Gemini Enterpriseとは

Gemini Enterpriseは、Google Cloudが提供する生成AIアプリケーションで、マルチモーダル検索機能やAIエージェントの機能を備えています。効率的に業務を支援するこのプラットフォームは、企業が生成AIを活用する際の重要な選択肢となるでしょう。しかし、その導入には多くのセキュリティリスクが伴います。

セキュリティ課題への対応

中堅・中小企業は、生成AIを導入するにあたり、データセキュリティやプライバシーの保護が最大の懸念材料の一つです。限られたリソースのもと、専門知識を欠く企業にとって、サイバーセキュリティの適切な理解と管理は非常に難しいのが現実です。

それに加えて、サイバー攻撃がより巧妙化・大規模化するなか、企業は自らのセキュリティ対策業務の負担を軽減したいと考えています。このような背景から、NHNテコラスは企業が安心してGemini Enterpriseを導入できるようなパッケージを開発しました。

セキュア導入パッケージの内容

この新パッケージは、Gemini Enterpriseを安全に利用するために必要な一連の対策を提供します。

- データソースの構築と連携: 企業のニーズに応じたデータフローの設計を行い、必要なデータを効率よく活用します。
- IDプロバイダとの統合: セキュリティ確保のために、企業内部システムと外部サービスとの円滑な連携を実現します。
- クラウド特有のリスクへの対策: クラウドサービス特有のセキュリティリスクに対し、監査ログの有効化や、ログの一元管理を通じて、常に監視し、迅速な対応を可能にします。

このパッケージは、運用時に考慮すべきガバナンスも意識して設計されています。これにより、組織ポリシーの設計や実装、ID管理の設計・実装なども含まれており、安心して導入が可能です。

NHNテコラスの企業概要

NHNテコラスは、ITインフラ・ソリューションに特化した企業で、データセンターとクラウドの両方の導入・運用に加え、生成AIやデータ活用の支援に力を入れています。さらに、Google CloudのAIエージェントパートナーであり、両クラウド最大手のパートナーとしても認められています。

企業にとって、セキュリティの確保はますます重要なテーマです。NHNテコラスが提供する「セキュア導入パッケージ for Gemini Enterprise」は、そんな企業の強い味方となることでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。