Bambu Labの最新鋭3Dプリンター「H2S」の登場
APPLE TREE株式会社から、新たな3Dプリンター「H2S」が予約販売を開始しました。この製品は、大型の造形エリアを持ち、さまざまな素材に対応したオールインワンモデルです。大阪を拠点とするこの企業は、技術革新を重視しており、3Dプリンターや3Dスキャナーの分野で注目を集めています。
大型造形エリアと高温対応
「H2S」は、340×320×340mmという広大な造形エリアを誇り、特に大きな部品や複雑な形状の一体造形が可能です。さらに、最大350℃の高温ノズルが搭載されており、PLAやABS、カーボンファイバー強化ナイロンなど多彩な素材に対応。このような高い適応能力が、ユーザーに多くのオプションを提供します。
高速造形で時間を節約
Bambu Labの独自技術であるPMSMサーボ押出システムは、押出力を67%向上させることで、最大1,000mm/sの速さでの印刷が可能です。また、20,000mm/s²の加速度を実現し、短時間で高精度な造形が行えます。この速度は、大型模型を素早く製作したいデザイナーやエンジニアにとって非常に大きな魅力となっています。
多素材対応のAMS 2 Pro
「H2S」は、AMS 2 Proシステムを通じて複数のフィラメントを自動で切り替えて、マルチマテリアル印刷ができます。これにより、複雑な構造物でも効率的に造形できるため、クリエイティブなプロジェクトに最適です。
加工の幅を広げる多機能性
このモデルは、オプションのレーザーモジュールやデジタルカッティングモジュールを利用することで、彫刻やレーザー切断、描画まで幅広く対応します。合板やアクリル、革などの素材にも対応しており、様々な加工を行うことができます。ただし、後日発売予定のアップグレードキットが必要になる点には注意が必要です。
コストパフォーマンスに優れた選択肢
「H2S」は、豊富な機能を持ちながら、リーズナブルな価格設定がされています。大型造形や多素材造形に取り組みたいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
税制優遇措置の活用
この製品は、中小企業経営強化税制(A類型)の優遇措置に対応しています。これにより、デジタル機器の購入費用を大幅に削減することが可能です。税制優遇措置についての詳細は、APPLE TREEの公式サイトで確認できます。
会社概要
APPLE TREE株式会社は、大阪に本社を置き、3Dプリンターやスキャナーの企画・製造・販売を手掛けています。大阪に限らず、東京にも支社を持つ企業であり、クリエイターに対して新しい技術を提供し続けています。詳細については、公式Webサイトをご覧ください。
この「H2S」は、ファブリケーションの新しい可能性を広げるための画期的な製品です。興味のある方は、ぜひ予約販売を検討してみてはいかがでしょうか。