高齢者の着替えを楽にする!「NOBI AID™」が新登場
株式会社ケアファッションが、2025年3月3日より新たに展開するオリジナルブランド「NOBI AID™(ノビエイド)」に注目が集まっています。このブランドは、高齢者が直面する着脱時の困難さを軽減するために開発された衣料品で、特に可動域が狭くなりがちな方々に向けて設計されています。
ブランドの背景と開発経緯
加齢による身体機能の低下や疾病に起因する着替えの困難さを解消するため、株式会社ケアファッションはリハビリテーション病院や介護施設で実際に抱える困りごとに耳を傾けてきました。そこで発見されたのが、肌着やパジャマを着替える際の生地の突っ張りです。これにより、着脱に要する時間が増え、ストレスが増幅します。
この課題を解消するために、同社は数十パターンのサンプルを作成し、試着を重ねた結果、驚異の160%以上という伸縮率を誇る素材が生まれました。これにより、利用者は着脱が容易になります。
商品詳解
「NOBI AID™」ですねる展開される商品は、現在19点がラインナップされており、パジャマや肌着、Tシャツなどを含んでいます。商品の特徴として、着脱のボトルネックである首や腕回りの開口部を広く確保していること、そして生地が伸びるだけでなく、見た目にもこだわった設計が施されています。さらには、着用後の快適性を追求し、圧力が身体にかからないよう配慮されています。一部の商品は、乾燥機対応も可能で、日常的にお手入れが簡単です。
特に注目すべきは、パジャマの袖口や足口のゴムを取り替え可能にした点です。これにより、多様な体型に合わせた調整が可能です。注目商品の一つ、「ワンタッチのびのびストレッチパジャマ」は、ボタンの付け外しがしやすいワンタッチテープ式を採用し、ラグラン袖により可動域が広がっています。
今後の展開
今後は、さらにアイテム数やカテゴリーを拡充し、より多くの方々にこのシリーズを届ける予定です。「NOBI AID™」の名称には、伸びることで消費者の着脱へのストレスを助けるという想いが込められています。
ケアファッションでは、消費者とのコミュニケーションを通じて、実際のニーズを反映した商品開発を進めてきました。その一環として、昨年の国際福祉機器展では、多くの方々からの支持を受けたとのことです。
今後も、様々な高齢者が抱える衣類に関する悩みを解消すべく、専門的な視点を活かした商品を展開していく方針です。
会社について
株式会社ケアファッションは、大阪に本社を置く94年の歴史を持つ大西グループの中核事業の一つで、シニア向け衣料品の企画・販売を行っています。介護用衣料品が必要とされる背景を理解し、実際に高齢者が求める服としての機能とデザイン性を両立させてきました。これからも新たな商品開発に挑戦し、誰もが快適に着用できる服を提供していきます。
詳しい商品情報や購入は、通販サイト「ケアファッションオンライン」でご確認ください。