英国の注目作『ジェイミー』が、2025年7月から東京にて再演されます。元々はBBCのドキュメンタリーを基にしており、ドラァグクイーンを夢見る高校生ジェイミーの奮闘を描いた感動のストーリーです。初演から4年を経て、その魅力再びお目見えします。
今回は、三浦宏規と髙橋颯(WATWING)のWキャストが主役を務めます。三浦宏規は、同作品での挑戦を振り返り、「今の自分を見つめ直す機会」にもなったと語っています。また、彼が演じるのは、挫折を乗り越え夢を追い続ける姿が力強く表現されています。一方、髙橋颯も、自身の経験をもとにジェイミーの複雑な心情を伝えようとされています。
このミュージカルの最大の魅力は、差別や偏見に立ち向かう姿勢です。ジェイミーは、母親マーガレットの支えを受け、時には辛い目に遭いながらも自分のアイデンティティを全うしようと奮闘します。彼の成長物語は、観客の心を強く打つものです。
さらに、新キャストも加わり、舞台をより魅力的にします。ヒロインのプリティ役には唯月ふうかと遥海がWキャストとして出演。敵役には神里優希や吉高志音が参加し、新しい視点からジェイミーと対峙します。
設定の舞台は、17歳の誕生日に母から贈られる赤いハイヒールから始まります。そこで、自分の夢を初めて公言し、言葉に出すことで彼自身を解放する重要な瞬間が訪れます。彼が受ける辱めや周囲の反発に苦しむも、母の無条件な愛に支えられ、勇気を持ち続ける姿勢は、観客にも勇気を与えます。
公演は2025年7月から東京の東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開始され、その後8月には大阪の新歌舞伎座と愛知県芸術劇場 大ホールでも上演されます。約4年ぶりとなるこの作品に、多くのファンが待ち望んでおり、期待が高まっています。
公式サイトでは、キャストや公演情報が随時更新されますので、そちらも要チェックです。『ジェイミー』は、単なるエンターテイメントではなく、視聴者に自己肯定感や勇気を与える力強いメッセージが盛り込まれたミュージカルです。ぜひ劇場でその感動を体験し、自分自身の「自分らしさ」を再発見してください。
公演概要をもう一度おさらいしておきます。東京公演は2025年7月、続いて大阪公演が8月に新歌舞伎座で予定されています。チケットの購入や詳細は、公式ウェブサイトをご確認ください。感動的な舞台にぜひご期待ください。