WOWOW LogServer導入
2025-07-01 16:10:23

WOWOW、MediaproxyのLogServerによる映像監視システムを導入

WOWOWは1984年に設立された日本初の民間衛星放送会社で、現在はBS3チャンネルとWOWOWオンデマンドを提供しています。WOWOWは映画やドラマ、スポーツ中継など多様な番組を約300万人の加入者に届けており、最近の技術革新にも積極的です。

この度、WOWOWはオーストラリアのMediaproxyを通じて、映像収録・監視ソリューション「LogServer」を導入しました。このシステムは、辰巳放送センターの更新に伴い納入され、現在30チャンネルのHD映像を少人数で効率よく監視・運用できるようになっています。特に、海外からの映像受信時に生じる伝送路ノイズを素早く特定できる機能が高く評価されています。

MediaproxyのLogServerは、PCブラウザを介したユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、問題発生時に迅速に再送信を要請できる機能が利用されています。これにより、少人数での効率的な運用が可能となり、人員を最小限に抑えながら多くの映像を監視できる体制が整いました。

このプロジェクトは、日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(DPSJ)が納入し、株式会社テクノハウスとの協力によって実施されました。これにより、日本市場への適応力が高まり、ユーザーからの問い合わせも日本語でスムーズに行われています。

WOWOWからは、「LogServerが今回の設備の大きなコンセプトである、大量回線の少人数運用を実現するための大きな役割を果たしている」とのコメントも寄せられています。また、LogServerはモニタリングや監視機能以外にも多くの機能が搭載されており、他設備との連携が期待されています。

MediaproxyのCEOエリック・オットー氏は、「日本を代表する衛星放送局であるWOWOW様とこの重要なプロジェクトで提携できたことを光栄に思います。弊社は今後も日本市場への対応を強化し、WOWOW様との良好な関係を築いていきたい」と語りました。

Mediaproxyは2001年の創業以来、全世界の放送局でそのソリューションが利用されています。24時間365日、ライブ映像の収録・モニタリング・分析が行える統合ソフトウェアソリューションを提供しており、最新の映像フォーマットや規格に対応している点でも優れています。放送業界における先端技術を活用し、コンテンツの効率的な管理や運用の業務効率化を図れることが、Mediaproxyの強みです。

今後、WOWOWとMediaproxyの連携がさらなる進化を遂げ、視聴者により高品質な放送を届けることが期待されています。最新の技術を駆使した映像収録と監視のシステムは、視聴体験をより豊かにしてくれることでしょう。


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