セミナー概要
2025年11月14日(金)、日本経営協会が主催する「減損会計基準の適用実態と実務対応」セミナーが開催されます。会場は東京都内、またはオンラインでの参加も可能なハイブリッド形式となっており、全国どこからでも参加できる利便性が魅力です。
このセミナーでは、減損会計の専門家である公認会計士・山岸聡氏が登壇。現行の減損会計の適用状況や、実務における判断基準に関して体系的に解説します。また、KAM(監査上の主要な検討事項)やのれん償却に関する最新のトピックスも取り上げ、参加者の知識を深めます。
減損会計における重要性
ビジネスの場で減損会計は、経営者の意思決定に影響を与える非常に重要なテーマです。そのため、固定資産の管理や会計処理について正確な理解が求められます。本セミナーでは、経営者が財務状況をどのように評価し、判断を下すのかを具体的に学ぶことができます。
セミナーの内容とプログラム
本セミナーは、以下の内容に基づいて構成されています:
Ⅰ.減損会計の基本
1. 減損会計の意義と一連の流れ
2. 対象資産の特定
3. 資産のグルーピング
4. 減損損失の認識の判定と将来キャッシュ・フロー
5. 減損損失の測定および割引率
6. 共用資産とのれん
7. 減損損失の測定の計算例
Ⅱ.減損会計の応用
1. 資産のグルーピング
2. 減損の兆候の認識
3. 減損損失の認識とその測定
4. 減損処理後に起こりうる論点
Ⅲ.関連論点
1. 経営者の見積りと会計処理の関係
2. 会計基準の変更および誤謬修正との関連
3. KAMとの関連
4. のれん償却に関する最近の動向
講師紹介
公認会計士・山岸聡氏は、1987年に早稲田大学を卒業後、1994年には公認会計士登録を果たしました。減損会計に関して著作も多数で、実務界での知見を生かして、参加者が実務に役立つ知識を習得できるよう工夫されています。
受講対象者
このセミナーは経理担当者や経営者、監査法人のメンバーなど、幅広い職種の方々に受講をお勧めします。固定資産管理や減損会計に関する知識を強化したい方は、ぜひご参加をご検討ください。
参加費用と申し込み
受講料は、会員34,100円、一般41,800円(税込)。詳細情報や申し込みは以下のリンクから。
パンフレットのダウンロードも可能で、内容の確認にお役立てください。
NOMAとは
一般社団法人日本経営協会は、日本の企業や病院、学校などへの経営実務に関連した講座を年間約1,400本提供しています。経営に課題を感じている方や、人材育成に関心のある方は、ぜひこの機会にセミナーに参加してみてください。