ベネッセ、介護事業30年の知見を結集したeラーニング『ケアヒント』を発表

介護業界の常識を変える新サービス

株式会社ベネッセスタイルケアが、介護事業を始めてからの30年の知識と経験を結集したeラーニングサービス『ケアヒント』を2025年3月24日にスタートします。この新たなオンラインプラットフォームは、介護事業者が抱える人材不足や育成の難しさに真正面から取り組み、研修業務の効率化を図ることを目的としています。

介護現場のニーズに応える内容

『ケアヒント』では、30年以上の運営経験を活かし、介護現場での実際的なヒントやノウハウを短い動画形式で提供します。動画は1本あたり3〜5分と手軽に学べる内容で、合計500本以上が用意されています。基本的な介護技術から、業界ならではのトラブル事例、国家試験対策動画、さらにはレクリエーション活動に使える内容まで、幅広いテーマで構成されています。

特に動画制作においては、さまざまな角度から撮影し、利用者の目線を重視した内容となっており、実際の介護現場での活用シーンも収録。さらに、アニメーションを用いた研修内容は、視覚的にわかりやすく、飽きが来ない工夫がなされています。

学習の進捗管理機能

本サービスの特徴の一つとして、各職員の学習進捗を管理者が確認できるシステムがあります。ユーザーIDは個々の職員専用で、学習の記録が保存。管理者は法定研修の状況などを一目で把握できるため、業務の効率化だけでなく、研修の質向上にも寄与します。

利用しやすい価格設定

『ケアヒント』の利用料金は、年間契約では月額わずか2,800円（税抜）からと、介護事業者にとって負担の少ない価格設定が魅力です。6か月や逐次支払いのプランも用意されており、事業所ごとの料金体系により、隠れた費用を心配することなく利用できるよう配慮されています。

今後の展望

リリース後もこのプラットフォームは、利用者のニーズに応じた新しいコンテンツの追加が予定されています。さらには海外の人材向けにも、多言語対応のコンテンツを充実させる計画があり、グローバルな介護業界での人材育成に貢献する取り組みを進めます。

介護の未来を見据えた『ケアヒント』は、質の高いサービス提供を支えるための新たな一歩となるでしょう。今後の動きに大いに期待が寄せられています。