エックスサーバーが新たなセキュリティ診断機能を発表!
2025年10月8日、エックスサーバー株式会社がその『XServer サイトセキュリティ』について、画期的なアップデートを実施しました。今回の変更により、従来の「エントリープラン」が「スタンダードプラン」として生まれ変わり、Webサイト運営者にとってより利用しやすいセキュリティ環境が提供されます。
機能強化のポイント
新プランでは、主に以下の3つの項目が強化されました。これにより、よりリアルタイムで迅速なセキュリティ対策が可能になります。
1. 脆弱性診断の「毎日診断」
これまでの診断頻度に新たに「毎日」および「週1回」の診断が追加され、手軽にWebサイトの脆弱性を把握できます。これにより、早期の対策が実現し、サイトの安全性が大幅に向上。
2. Web改ざん検知の「手動診断」
従来は月1回のみ実施可能だった手動診断が、月ごとの任意なタイミングで実施できるようになりました。これによって、改ざんを素早く検知し、適切な対処が行えるようになりました。
3. 診断結果の保存期間延長
注目すべきは、診断結果の保存期間が「3か月」から「3年」へと大幅に延長された点です。これにより、長期的なセキュリティ監査や社内報告などでの活用が可能となり、安心して運営に集中できます。
『XServer サイトセキュリティ』とは?
このサービスは、Webサイトが抱えるセキュリティの脆弱性を詳細に可視化する「脆弱性診断」と、不正な改ざんやマルウェア、フィッシングサイトの設置を検知する「Web改ざん検知」の2つの機能を提供しています。これにより、新たにセキュリティ対策を始める方にも使いやすい設計になっており、自サイトの安全性を手軽に確認できるのが魅力です。
エックスサーバーの技術基盤
本サービスはエックスサーバーグループのセキュリティ専門企業であるクラウドセキュア株式会社が開発した技術にもとづいて提供されており、業界でも高い信頼を得ています。
エックスサーバーの本社は大阪府大阪市のグランフロント大阪内にあり、設立は2004年1月23日。クラウドインフラやWebアプリケーションの開発などを行っており、インターネット関連サービス事業にも幅広く取り組んでいます。
一方、クラウドセキュア株式会社は2015年に設立され、インターネットセキュリティ事業を展開。セキュリティ問題が深刻化する中で、企業や個人のオンライン安全を守るためのサービスを提供し続けています。
まとめ
今回は、エックスサーバーが強化した『XServer サイトセキュリティ』に焦点を当て、その新しい機能についてご紹介しました。Webサイトの運営には欠かせないセキュリティ対策として、ぜひこの機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか?