りすのこスクエアに誕生する新しい壁画アート
福岡市中央区の『りすのこスクエア』が、新たな名所として期待される「りすのこ壁画アートプロジェクト」を開始しました。これは、桜十字グループとJR九州が共同で開発した街づくりの一環で、地域住民と福岡を拠点に活動するアーティストmaruiko氏との共創が特徴です。
プロジェクトの背景
『りすのこスクエア』は、医療・介護・予防に注力し、地域の人々が安心して暮らせる環境を提供することを目指しています。その取り組みとして、街の中心に『りすのこ壁画アートプロジェクト』が生まれました。このプロジェクトは、地域コミュニティとアートの融合を図るものです。
プロジェクトの進行
この壁画アートは、すのこ体育館の駐車場壁面を利用して制作され、約100年の歴史を持つ旧簀子小学校の跡地が舞台となります。プロジェクトは、7月からスタートし、地元住民の声を集めるワークショップを通じて、歴史や思い出を共有しながらデザイン案を決定します。
8月中旬には原画案を作成し、住民とアーティストが一緒にどの原画を採用するかを決めます。実際の壁画制作は9月から開始し、九州産業大学の学生ボランティアも参加し、地域に根付いたアートを協力して完成させる予定です。
最終的な仕上げは10月中旬に行われ、地元の住民たちが色付けや筆入れに参加し、自らの手でアートを完成させます。その後、完成お披露目会が企画されており、ぜひ多くの方々に足を運んでいただきたいです。
アーティストmaruikoの魅力
このプロジェクトを担当するのは、福岡出身のアーティストmaruiko氏です。彼女は2007年から活動を開始し、温かみのある色使いやユーモラスなタッチの作品で知られています。地域の人々との交流を通じて、どんな新しい作品が生まれるのか、期待が膨らみます。
「歴史や思い出を伺った後、皆さんと共に描く絵がどのように発展するのか、今からとても楽しみにしています」とmaruiko氏は語っています。その温かい眼差しは、人々が抱く思いをアートへと昇華させる力強さを秘めています。
地域の未来を共に描く
『りすのこ壁画アートプロジェクト』は、単なるアートの誕生にとどまらず、地域の人々が共に未来を描く一歩となることでしょう。桜十字グループは、医療や介護を通じたサービスの提供だけでなく、このような地域貢献を強く推進しています。
プロジェクトの進捗や新たな情報は、りすのこスクエアの公式ウェブサイトやSNSで随時更新されるとのこと。今後の展開にぜひご注目ください。地域が一体となって生み出すアートが、訪れる人々に新たな感動と希望をもたらします。皆さまも、この貴重な機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?