泉州の夏の風物詩!水なす漬の魅力を再発見
大阪府泉州地方の名産品である「水なす漬」。その魅力は、何と言ってもみずみずしさとジューシーさにあります。水なす漬は、泉州地域で育つ特別な品種のナスで、発酵食品としても親しまれています。特に夏になると、その独特の風味と食感が楽しめるため、地元では「夏の風物詩」として定着しています。
水なすの特徴は、その肥大した形と、みずみずしい果肉、そして薄皮です。地元の農家である三浦農園が手がける水なすは、100年以上の歴史を誇り、生で料亭に出されるほどのクオリティを持っています。徹底的な温度と湿度管理の下で育てられた水なすは、甘みと風味が格別で、特にぬか漬けにすることでその魅力が引き立ちます。
名店の味を次世代に繋ぐプロジェクト
岸和田市にあった漬物屋「キューゴ」。この店の水なす漬は地域の人々に愛され続けてきましたが、店主の高齢を理由に一昨年に閉店してしまいました。しかし、その味をなんとか残したいという熱い思いから、「水なすプロジェクト」が立ち上がりました。このプロジェクトでは、社長の西上を中心に、元キューゴの店主である古賀さんの監修を受けながら、数カ月にわたり試作が繰り返されました。
その結果、厳選されたぬかと塩、昆布粉末を用いた伝統的な製法で仕上げられた「水なす漬」が完成しました。合成保存料や甘味料を一切使用せず、自然な素材から生まれる本物の味わいは、多くの人々に新たな驚きをもたらすことでしょう。
こだわりの製法と新たな販売拠点
この美味しさを求める人々にとって待望の新たな拠点として、2025年2月に貝塚市に製造所兼店舗がオープンします。そこで自慢の水なす漬が3月より販売開始される予定です。商品ラインナップに関しては、特選水なす漬6個入やAランク水なす漬8個入など、バリエーションも豊富で、どなたでも楽しめる内容が揃っています。最近では、健康志向の高まりから、発酵食品が注目される中、まさにピッタリな商品です。
社長 西上の想い
社長の西上は、自らが思い描く「おいしさ」とは地元の食卓で欠かせない「水なすの浅漬け」であると言います。食事は家族の思い出を創り、豊かな食文化を育むものと考えています。そのため、家族みんなで季節を感じながら食べる水なす漬を全国に広めたいと願っています。健康食品を提供する企業として、自然で美味しく、身体に優しい商品を皆に届けられることの喜びを感じているそうです。
商品の詳細情報
特選水なす漬は6個入5,300円(税込)、8個入6,000円(税込)、Aランク水なす漬は6個入4,600円(税込)、8個入5,300円(税込)で、すべて冷蔵配送料込みの価格です。原材料には、地元のナスに加え、米ぬかや食塩、昆布粉末が使用されています。保存は要冷蔵で、賞味期限は製造日より7日となっています。販売はティーライフのECサイトで行われるほか、製造所のkokoro貝塚店でも購入できるようになります。(店舗での販売は3月から予定)
地元泉州の「水なす漬」は、ただの漬物ではなく、地域の伝統や思いが詰まった特別な一品です。ぜひ、その味わいを一度体験してみてください。