松江市とナカバヤシグループが結ぶ災害時の電力支援協定とは
ナカバヤシ株式会社のグループ企業である松江バイオマス発電株式会社が、2025年2月21日に松江市との間で災害時応援協定を締結しました。この協定は、災害によって電力供給が必要になった場合に、松江バイオマス発電所の電力を市民に無償で提供することを目的としています。
協定の内容
この協定のもと、災害時には松江バイオマス発電株式会社からの無償電力供給が行われ、特に避難所への提供が想定されています。具体的には、可搬式の携帯バッテリー装置を使って電力を供給し、緊急時の市民の生活を支える仕組みを整えています。
防災システムの全国初
このたびの協定に不信するのは、可搬式携帯バッテリーを通じて無償電力供給を行う防災システムです。この方式は日本で初めての試みで、災害時に真に役立つと期待されています。電力の供給をスムーズに行うための取り組みは、多くの地域で模範とされるでしょう。
松江バイオマス発電株式会社について
松江バイオマス発電株式会社は2013年に設立され、2015年から松江市で商業運転を始めた企業です。木質バイオマスを利用した発電事業を手掛けており、最近では経済産業省から「地域共生型再生可能エネルギー事業顕彰」にも選ばれるなど、その取り組みが評価されています。
ナカバヤシ株式会社の概要
ナカバヤシ株式会社は1951年に設立され、ノートやファイル、アルバム、手帳などの紙製品を製造・販売しています。また、商業印刷や図書館事業支援など幅広い事業を展開しており、現在では事務用品やメディカル用品に至るまで、さまざまな製品をラインアップしています。公式サイトもぜひご覧ください。
ナカバヤシ株式会社ホームページ
地域との共生を目指して
このような災害時応援協定は、ただ電力を供給するだけでなく、地域の人々の生活を守るという重要な役割を果たします。松江バイオマス発電株式会社は、松江市との連携を通じて、地域住民が安心して暮らせる社会の実現を目指しているのです。おそらく、この協定は他の地域にも波及する大きな意味を持つでしょう。
私たちも、災害に対する備えをしっかりと考えることが求められる時代に生きています。この取り組みから学びつつ、地域全体で互いに支え合う姿勢が求められるのかもしれません。