大阪大学の新たな拠点、カモミールが開幕
大阪大学中之島センターに新しい共創空間『カモミール』がオープンしました。この空間は、大学の知識と社会との連携から生まれる新たな価値を生むことを目的に設計されています。オープニングイベントは、4月23日から25日の3日間にわたり、さまざまなセッションが開催され、参加者には多くの学びや刺激がもたらされました。
華やかなセレモニーで幕を開ける
初日の記念セレモニーでは、テープカットが行われました。リボンはカモミールの花をイメージした黄色、白、緑の色合いで飾られ、華やかな雰囲気を演出しました。セレモニーには、大阪大学フォーサイトの執行役員や取締役、代表取締役が登壇し、開会の挨拶が行われました。そして何より、オープニングには大阪大学の公式キャラクター「ワニ博士」も登場し、地域の皆さまからの注目を集めました。
名称の由来と設計コンセプト
この「カモミール」という名称は、代表の松波晴人氏の著書『ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論』に由来しています。カモミールの花言葉は「逆境に耐える」と「苦難の中の力」。この空間は、人々が新たな挑戦を安心して共有できる場として設計されています。
また、以下の3つの要素が重要視されています。
1.
自由を感じられる場
2.
フレキシブルな場
3.
参加型・未完成の場
来場者は、自分の思い描く未来を壁に自由に書き込むことで、共創の一部となることができました。
イベントプログラムの多様性
カモミールオープン記念の3日間は、「学術化の知×実業界の知」「伝統芸能×ビジネスの融合」「アート×共創空間」というテーマのセッションが展開されました。
DAY 1 「学術化の知×実業界の知」
初日は、学術界と業界の知識を融合し、それぞれの発展を促すプログラムが行われました。参加者からは「産学官連携の進め方に関する有益な情報が得られた」との声が上がりました。
DAY 2 「伝統芸能×ビジネスの融合」
二日目は、伝統的な技術とビジネスの結びつきがテーマでした。「落語とイノベーションのフュージョンは、新たな視点をもたらしてくれた」という参加者の感想が印象的でした。
DAY 3 「アート×共創空間」
最終日には、アートが如何に新しい価値を創造するのかを探求しました。参加者は「普段使わない感性が刺激され、充実した時間を過ごせた」と話していました。
今後の展望と利用方法
カモミールは、今後もさまざまなイベントやプロジェクトが予定されています。大阪大学フォーサイトのオフィスとしても機能するため、持ち込み企画も大歓迎です。
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この新しい空間【カモミール】は、地域での新たな試みと価値創造を促進する拠点となることでしょう。知識の共有や共創の場として、多くの人々が集い、新たな未来を描いていくことが期待されています。