新たな大学教育を探る!ミネルバ大学型カリキュラムの可能性と清泉女子大学の取り組み
来る2025年7月24日(木)、KEIアドバンスが主催する「第14回 KEI大学経営セミナー」がオンラインで開催されます。今回のセミナーでは、清泉女子大学の学長である山本達也氏と、ミネルバ・ジャパンの代表理事である坂江裕美氏が登壇し、ミネルバ大学型カリキュラムの実践について深く掘り下げます。このセミナーは大学経営に携わる方々にとって、今後の高等教育の在り方を考える貴重な機会となることが期待されています。
ミネルバ大学型カリキュラムの背景と意義
現代の大学教育には、ますます多様な能力や視点が求められています。特にグローバル化やAI技術の進展に伴い、「主体的に学び、問いを立てる力」「異文化理解」「課題解決型の思考」が不可欠となってきました。このような背景の中で、ミネルバ大学の教育モデルが注目されています。このモデルは、世界中の学生に多様な経験を提供し、実践的なスキルを育成することを目的としています。
清泉女子大学は、このミネルバ大学のカリキュラムを日本の教育システムに適応させる試みとして「101のコンセプト」を開発しました。このアプローチにより、学生は単なる知識の習得ではなく、様々な問題に対する実践的な解決能力を身につけることができるのです。
セミナーの内容
今回のセミナーでは、以下のようなテーマが取り上げられます。
- - ミネルバ大学型カリキュラムの本質についての理解
- - 清泉女子大学およびミネルバ大学の教育理念
- - ミネルバ大学のHCs(ハイコンペテンシー)と清泉女子大学の101のコンセプトの相互関連性
- - 清泉女子大学が実践した独自のカリキュラム開発のプロセス
- - 日本の大学におけるこのカリキュラムの導入や応用の可能性
- - 今後の大学教育の将来についての展望
このセミナーは、対象として大学経営や教育、研究に関わるすべての方々を対象としており、特に教育改革や企画業務に携わる人々にとって、有益な情報が提供されるでしょう。参加費は無料で、オンライン形式で気軽に参加できることも大きな魅力です。
ゲストプロフィール
山本 達也氏
清泉女子大学学長/地球市民学部教授である山本氏は、慶應義塾大学大学院の政策・メディア研究科で博士号を取得し、公共政策論や情報社会論が専門です。ミネルバ大学型の教育コンセプトを導入し、清泉女子大学の学長に就任しています。
坂江 裕美氏
坂江氏は、清泉女子大学の地球市民学部のカリキュラム顧問を務めるとともに、ミネルバ・ジャパンの代表理事としても活動しています。ミネルバ大学大学院での修士号取得経験を持ち、日本での教育改革に貢献している人物です。
まとめ
ミネルバ大学型カリキュラムの導入と、それに伴う教育改革は、未来の大学教育を形成する重要な要素となるでしょう。今回のセミナーを通じて、教育に関心がある多くの方々に向けて、大学教育の新たな視点や可能性が広がることを期待しています。ぜひともこのセミナーに参加して、新しい教育の潮流を感じてみてください。申し込みは7月24日正午まで受け付けています。興味のある方は、リンクからお申し込みください。