大阪で初めての親子AIアート体験ワークショップ
2025年8月23日、大阪市にて、株式会社SHIFT AIが主催する親子向けのAIアート体験ワークショップが行われました。このワークショップは、特に小中学生とその保護者を対象としており、「AI×画像生成『好き』をカタチにする」というテーマに基づいています。
参加者は親子10組、合計24名。ワークショップでは、生成AIを活用して自分の好きなイメージを形にする体験が行われました。AIの指示となる「プロンプト」の工夫によって、どのように作品が変化するのかを体験できます。完成したオリジナル作品は額縁に入れ、持ち帰ることができるため、夏休みの素敵な思い出ともなるでしょう。
ワークショップの目的と特徴
近年、生成AIの普及に伴い、子どもたちがAIを活用することに不安を覚える声が保護者や教育現場から上がっています。SHIFT AIはこの状況を踏まえ、AIを効率化ツールとしてだけではなく、子どもたちの創造性を広げるパートナーとして捉えることの重要性を伝えるために、このイベントを企画しました。
今回のワークショップでは、以下のようなプロセスを体験しました:
- - 言葉の工夫で画像が変わる体験:AIに与えるプロンプト次第で作品がどう変わるのかを学ぶ
- - 親子で創る探究プロセス:イメージを言語化し、AIで画像化。その後、親子で議論し、修正を加えながら作品を完成させる
- - 完成作品を持ち帰り:自宅でも親子で楽しめるよう、完成品は額縁に入れて持ち帰る
参加した子どもたちからは、AIに対する新たな発見の声が多く寄せられました。「AIには少し苦手意識があったけれど、実際に触れてみたら面白くて興味が湧いた」、「その場で教えてもらいながらAIを操作できたのが楽しかった」、「普段は学校のレポートでAIを使っているが、先生がAIに与える指示の仕方が自分とは全く違っていてすごい」といった感想が聞かれました。
さらに、「次は動画生成にも挑戦してみたい」と、新しいチャレンジへの興味を示す声もありました。
保護者の反応
保護者からは、「子どもたちが将来、AIが浸透している社会で働くことを考えると、早めにAIに慣れてほしいと思い参加した」といったコメントが寄せられました。このような体験が家庭でのAI活用を考えるきっかけになったことも、ワークショップの大きな意義の一つです。
SHIFT AIについて
株式会社SHIFT AIは、「日本をAI先進国に」というビジョンのもと、生成AIに関するビジネス活用を学べるコミュニティを運営しています。会員数は2万人を超え、法人向けのリスキリング支援サービスや教育機関向けのプログラムを通じて、幅広い分野でAI人材の育成を推進しています。また、イベントや研修を通じて個人と組織の成長を支援し、日本全体のAI活用を加速させています。
今回のワークショップに参加することによって、親子での絆を深めながら、新たな学びを得ることができたという貴重な体験を、参加者全員が楽しむことができたことでしょう。今後もSHIFT AIの活動に期待したいところです。