岡山大学の農業プロジェクト
2025-09-23 23:06:28

学生が主導する岡山大学の自然共生型農業プロジェクトの実施

岡山大学学生が挑むシネコカルチャー・プロジェクト



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)は、内閣府が推進する「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環として自然共生型農業を目指した「シネコカルチャー(協生農法)プロジェクト」に取り組んでいます。2025年9月18日には、大学の農学部を中心に、工学部、経済学部、資源植物科学研究所の学生と教員、さらには事務職員や地域のパートナーが集まり、実際に畝立てや植物の植え付け作業を行いました。

今回の作業には約30人の参加者が集まりました。講師として招かれた一般社団法人シネコカルチャーの岡本覚氏より、無耕起・無施肥・無農薬の農法がどのように植物や生態系を育てるのか、その理念についてのレクチャーが行われ、参加者たちは熱心に耳を傾けました。この農法は、植物同士の共生を強調し、持続可能な農業の未来について考える良い機会となりました。

作業の内容はもっぱら畝を立てることやさまざまな植物の植え付けであり、地域の企業や養蜂家との連携を強める意図もあります。特に、大同塗装株式会社から株分けを受けたバナナの植え付けが注目を集めています。このように地域企業と共に新たな農園作りを進めることで、共生の理念を更に具現化することを目指しています。

このプロジェクトは、耕作放棄地の再生を目的としたものであり地域の課題を解決し、また学生に実践的な環境デザインを学ぶ場を提供しています。今後は、協生農法を基にした農園の整備や、生成AI技術を応用した植物識別アプリの開発なども進む予定です。

具体的には、ICTやロボティクス技術との融合を図り、新たな農業モデルの確立に向けて進化を続ける岡山大学に期待が寄せられています。

これからも産学官の連携を通じて持続可能な地域社会を実現し、学生に実践的な学びの場を提供し続ける岡山大学。現代のニーズに応じた研究と実践が融合し、地域社会との共生を進める姿勢は他の大学にとっても取組のモデルとなることでしょう。

岡山大学は、「協生農法」の理念に基づいて地域活性化の先陣を切り、持続可能な農業の未来を学生と共に築く努力を惜しまない姿勢で、皆さまからの応援を期待しています。


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