岡山大と国連大学の協定
2025-10-26 17:12:27

岡山大学と国際連合大学、国際交流協定を締結し持続可能な未来へ共同で取り組む

岡山大学と国際連合大学が結んだ国際交流協定



2025年10月20日、岡山大学津島キャンパスにおいて国際連合大学(UNU)との国際交流協定の調印式が行われました。参加したのは鈴木綾国連大学上級副学長と岡山大学の那須保友学長をはじめ、両大学からの関係者たちです。

本協定は、教育、研究、学生交流といった多岐にわたる分野での連携を強化し、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。那須学長は「特に国連大学が持つ世界12カ国の研究機関との研究連携を推進し、大学院生向けのインターンシッププログラムの整備にも意欲を示す」と述べました。

これまでの交流の歩み



岡山大学と国際連合大学は、2017年に「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けた世界会議を共催したことから、交流を深めてきました。その後、2022年には「SDG大学連携プラットフォーム」に参加し、2023年にはサステナブル・キャンパス分科会の座長として活躍しています。これにより、両者の関係はますます深化しています。

2024年には国連大学のチリツィ・マルワラ学長が岡山大学を訪問し、講演会が行われる予定です。また、岡山大学教員は国連の「高等教育サステイナビリティ・イニシアチブ(HESI)」に参加しており、那須学長も2025年にはHESIグローバルフォーラムに登壇します。

協定を通じて期待される効果



岡山大学は、持続可能な社会の進展に向けて、国際連合大学との協定を通じて研究教育の質を向上させ、地域社会にも寄与することが期待されています。特に、若者の参加を促進し、国際的な視野を持った人材を育成することが重要なミッションです。

今後の展望として、岡山大学はさらなる国際交流や共同研究の機会を設けることで、持続可能な社会の実現に向けた新たな知見や技術の開発を目指します。また、地域中核として、その取り組みが地域社会への波及効果をもたらすことが期待されています。

第14回グローバルRCE会議



これに続き、2023年10月21日から23日まで岡山市で開催される第14回グローバルRCE会議では、岡山大学が分科会セッションとフィールドビジットを主催します。この素晴らしい機会を通じて、国際連合大学とのさらなる連携が期待されるとともに、岡山大学の国際的存在感も高まることでしょう。

岡山大学は、地域社会や国際社会において重要な役割を果たす存在として、これからの発展に注目が集まります。持続可能な未来の実現を目指す岡山大学の取り組みを、今後も応援していきたいものです。


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