Abbey Roadギター
2025-11-20 09:40:33

GretschとAbbey Road Studiosが共同開発した限定ギター登場!

限定ギター『Limited Edition Abbey Road Studiomatic™』の誕生



2025年11月20日(木)、アメリカのフェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(FMIC)は、世界で名高いレコーディングスタジオであるAbbey Road Studiosと共同で開発した限定モデル『Limited Edition Abbey Road Studiomatic™』を発表しました。このギターは、Abbey RoadとGretschが誇る長年の音楽的遺産を結集した一品であり、録音専用のギターとしての新たな可能性を示しています。

このモデルは、Abbey Road Studiosの歴史的なサウンドテクノロジーを初めてシグナルパスに組み込んでいます。1950年代のEMIチームによって開発された「RS 97 Rumble Filter」に基づいた回路が内蔵されており、複雑なアレンジでも聴きやすく、暖かみのあるトーンを実現しています。これにより、自宅での演奏やライブ、スタジオでのレコーディング環境でも、Abbey Roadの卓越したサウンドを味わうことができます。

特に注目すべきは、Abbey Road Studiosがこのギターに新たなRecording Studio(RS)番号「RS 201」を付与することです。伝説的なRSナンバーが楽器に授与されるのは、これが初めてで、音楽史に新たな一ページを記すこととなります。

Gretschは、その卓越したクラフトマンシップと品質に定評があり、数々の著名アーティストに愛されてきました。特にビートルズのジョージ・ハリスンがその代表例で、Gretschは音楽界において重要な役割を果たしてきました。一方で、Abbey Road Studiosは、様々な伝説的アーティストのレコーディングを担い、その革新は音楽文化そのものを形作る原動力となってきました。両ブランドが共有する「音響への情熱」と「革新的な精神」が、この特別なギターに込められています。

FMICの最高製品責任者、マックス・ガトニックは、次のように述べています。「ギタリストが夢見るようなコラボレーションが実現しました。GretschとAbbey Road Studiosの価値観は、”サウンド”,”フィール”,”革新”に集約されており、この『RS201 Studiomatic』は、演奏者のインスピレーションを引き出すよう設計されています。」

また、Abbey Road Studiosのゼネラルマネージャー、ジェレミー・ハッフェルマンも、「このユニークな楽器は、音の柔軟性や明瞭さを重視したGretschとAbbey Roadの緊密なコラボレーションの成果です。RS 201という番号は、この革新的な楽器に込められた技術の証であり、Abbey Roadの新技術の歴史に新たな一歩を刻むものです。」と述べています。

『Limited Edition Abbey Road Studiomatic™』は、薄型ホロウボディを採用し、低域や中低域の濁りを抑えつつ、クリアな音色を実現しています。ヴィンテージのエッセンスを取り入れつつも、現代のサウンドにもしっかり対応したFilter’Tronピックアップを搭載。プレイヤーは、内蔵されたフィルター回路を用いて瞬時に不要な低域を調整し、理想的なトーンを簡単に作り出すことができます。これは単なる楽器ではなく、アーティストやプロデューサーが自身のサウンドを精密に形作るための強力なツールとしても機能します。

ギターの誕生ストーリーについては、Gretsch公式YouTubeチャンネルにも詳しく掲載されています。開発プロセスを追体験することで、個々のパーツがどのようにして究極の楽器へと進化したのかを知ることができ、さらにその魅力が高まります。

『Limited Edition Abbey Road Studiomatic™』は、音楽を創り出すすべての人々にインスピレーションを与えるアイテムです。ぜひそのサウンドをお楽しみください。


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