多様性フォーラム2025
2025-01-25 23:13:18

岡山大学が主催したダイバーシティ&インクルージョンフォーラムの詳細

岡山大学が主催したダイバーシティ&インクルージョンフォーラム



2025年1月16日、岡山大学鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで行われた「ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム in OKAYAMA 2025」は、地域の福祉の未来を考える重要なイベントとなりました。本イベントは、岡山大学が開催し、岡山放送株式会社や株式会社両備システムズとの共催によって実現しました。

このフォーラムは、「岡山を福祉の聖地にする」ための交流の場として約150名の参加者を迎え、誰もが快適に暮らせる社会に向けた議論が行われました。参加者は、地域の多様なニーズを理解し、共有することが目的です。

フォーラムの内容



フォーラムは、2部構成で実施されました。第1部のテーマは「岡山で胎動するインクルージョン」でした。このセッションでは、岡山大学病院の聴覚支援センターに所属する片岡祐子准教授が、日本の聴覚障がい者支援の現状について講演しました。片岡准教授は、難聴者自身からの意見を基にした冊子の紹介など、実践的な取り組みを発表しました。

次に、第2部では、那須保友学長をはじめ、岡山の未来に対するウェルビーイングの重要性に関するパネルディスカッションが行われました。このディスカッションには、大原美術館名誉館長や商工会議所の関係者も参加し、それぞれの視点からアイデアを共有しました。

参加者の手話と教育的配慮



フォーラムのエンディングでは、岡山大学のSDGsアンバサダーであるCopain(コパン)が制作した手話動画が流れ、参加者がその曲に合わせて手話をする様子が展開されました。このアクティビティによって、会場全体に一体感が生まれる瞬間がありました。

さらに、会場の装飾は岡山大学華道部によって手がけられ、華やかな雰囲気が根付いていました。フォーラムには手話通訳、要約筆記、グラフィックレコーディングが取り入れられたため、障がいを持つ参加者にも配慮された構成となっていました。

最後に、副理事の狩野光伸氏は、「これからもワクワクドキドキしながら考える機会を一緒に作りましょう」と述べ、本フォーラムの意義を再確認し、締めくくりました。

地域のこれから



このフォーラムを通じて、岡山大学は地域の多様性を尊重し、インクルーシブな社会の実現に向けた取り組みを進めています。今後も、地域の中核をなす大学として、様々な活動を通して持続可能な社会を目指していく所存です。参加者の皆様には、次回のイベントにもぜひ足を運んでいただきたいと思います。地域の未来を考える次のステップを一緒に踏み出しましょう。


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