障害者雇用支援
2025-09-28 15:58:25

岡山大学での障害者雇用支援セミナー、理解促進を目指す

岡山大学における障害者雇用支援セミナー



2025年9月4日、岡山大学津島キャンパスで「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」が開催され、約25名の教職員が参加しました。この講座は、精神的な障害や発達に関する正しい知識を深め、職場での障害者の支援者としての役割を果たすために設けられました。

この取り組みは、労働局やハローワークの協力のもと行われ、精神障害や発達障害についての理解を促進することを大きな目的としています。講師には、ハローワーク岡山から来た精神・発達障害者雇用サポーターの矢野里香氏が迎えられました。講座では、精神障害や発達障害の種類、それぞれの特性、職業的な課題、さらに障害のある同僚への接し方について詳しく学びました。

受講者からは、講座終了後のアンケート結果で「障がい者と共に働くことを前向きに考えることができる」という意見が7割を超えました。理由としては、「多様性を受け入れる社会は学びが多く、創造的」「障害者の強みを活かすことで職場が活性化する」「障がいは特別なことではなく、共に働くことは当然」といった意見が寄せられました。しかし一方で、「サポート体制に不安がある」といった率直な声もありました。

今後の講座に関しては、受入体制の整備や具体的な事例学習、さらに実践的な研修を求める意見がありました。岡山大学は、「岡山大学ダイバーシティ&インクルージョンポリシー」に基づき、全学の障害者雇用を進めており、さらに障害者がその特性や能力に応じて活躍できる環境を整えることを目指しています。

このセミナーは、地域や社会において障害者雇用の重要性がますます認識される中で、職場環境の改善に向けた第一歩となることでしょう。岡山大学の取り組みは、地域の中核として期待されています。今後もこのような活動を通じて、障害者と共に働くことが当たり前の社会の実現を目指す姿勢が注目されます。さらなる支援と社会の理解が進むことで、より多様性に富んだ職場環境が築かれることでしょう。


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