大阪の精密ばねメーカー光洋が片岡精起製作所を完全子会社化
株式会社光洋(本社:東大阪市)が、精密金型を手がける株式会社片岡精起製作所(本社:滋賀県)が全株式の取得を完了し、完全子会社化したことを発表しました。この合併により、両社はそれぞれの強みを生かし、マルチフォーミング業界の発展に貢献することを目指します。
完全子会社化の背景と目的
光洋は、精密ばねの設計・製造を主力事業とし、給湯器、自動車、電子機器、医療機器などさまざまな分野に高品質な製品を提供しています。片岡精起製作所は、高精度・高耐久の金型設計や製造に強みを持ち、国内外の製造業に優れた技術を提供しています。近年の製造業におけるニーズは高精度化や短納期、競争力の向上が求められており、ばね製造でも金型技術との一体的な開発が重要視されています。
このような背景の中、光洋が片岡精起製作所を完全子会社化することにより、両社の技術力を結束させて、次のような取り組みを進めることを決定しました。
① 製品設計から金型製作、量産までの一貫体制を構築し、クライアントへのサービスを強化していく。
② 開発リードタイムを短縮し、コスト競争力を一段と向上させる。
③ 高付加価値製品の創出を通じて、新たな市場を同時に開拓していく。
ベトナム新会社との協力強化
光洋と片岡精起製作所は、すでに2025年にベトナムに新会社「KOYO SPRING VIETNAM CO., LTD.」を設立する計画を進めており、これはASEAN地域の需要拡大を見据えた重要な拠点となります。この新会社は、精密ばねや関連部品の製造・販売において両社の技術とノウハウを融合したグローバル展開の中心として機能します。
今回の子会社化を通じて、国内の開発・生産体制をさらに強化し、ベトナム拠点を基盤にした海外市場への進出を加速させることで、グローバル競争の中での競争力を一層高めていく方針です。
会社概要
株式会社片岡精起製作所
- - 事業内容: 精密金型・マルチフォーミング金型・精密順送金型の設計製作、治工具試作品および部品加工・薄板ばね製造・各種組み立て
- - 創立: 1979年8月
- - 資本金: 1,000万円
- - 代表者: 片岡 寿史
- - 住所: 滋賀県東近江市大林町5-13
- - URL: 片岡精起製作所
株式会社光洋
- - 事業内容: 精密小物ばね設計・開発・製作、薄板ばねおよび金属プレス品金型設計・開発・製作、アッセンブリ(組立品)加工
- - 創立: 1966年5月
- - 資本金: 1,000万円
- - 代表者: 石割 幹記
- - 住所: 大阪府東大阪市布市町4-3-19
- - URL: 光洋
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、株式会社光洋営業部の広報担当までお願いいたします。
新たな時代の波に乗り、光洋と片岡精起製作所が一丸となって取り組む試みから、今後の展開に大いに期待が寄せられます。