JR西日本ホテルズが魅せた料理の華
2025年8月21日、後藤学園武蔵野調理師専門学校において、第21回JRホテルグループ料理コンテストが開催されました。今回のコンテストには、JR西日本ホテルズから5名のシェフが参加し、見事に優勝と準優勝を獲得したほか、他にも2名が入賞を果たしました。
コンテストの概要
このコンテストは、2003年から毎年行われている伝統行事で、JRホテルグループの調理部門に所属する40歳以下の社員を対象としています。参加者たちは、指定された主材料である仔羊と副材料を駆使し、「プロヴァンス風」の西洋料理を作成しました。
審査は、総勢8名の総料理長たちによる技術審査と、著名な料理界の専門家たちによる試食審査が行われました。審査基準は調理技術や味、盛り付けの美しさ、独創性など、多岐にわたりました。これにより、各選手の技術とアイデアが光り、素晴らしい競技が繰り広げられました。
栄誉の受賞者たち
優勝: 田中 新悟(ホテルグランヴィア京都)
田中氏は、テーマに合わせて考案した「仔羊のロースト ジュダニョーとミントのオイル」を披露し、優勝に輝きました。彼は、南仏の香りを感じられる一皿を目指し、試作にあたっては多くの努力を惜しまなかったと語ります。
準優勝: 酒井 誠友(THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection)
酒井氏は「仔羊とフォアグラのパイ包み焼き」を出品し、見事に準優勝を獲得しました。仲間との連携が功を奏し、料理の完成度を高めたことがその成果につながったと述べています。
5位入賞: 勝本 陸来(ホテルグランヴィア大阪)
勝本氏の「仔羊のプロヴァンス風」は、審査員への思いを込めて精一杯の取り組みが反映された一皿でした。
デザイン賞: 錦織 隼(ホテルグランヴィア岡山)
錦織氏は、初出場ながらデザイン賞を受賞。自らの作品に込めた想いの大切さを実感し、今後の成長に意欲を示しました。
JR西日本ホテルズの目指すもの
JR西日本ホテルズは「食のディスティネーションホテル」を目指し、地域と共に新しい食文化を創出しています。シェフたちの技術向上を常に追求し、未来の料理人たちを育てる環境を整えています。彼らの力で地域の料理文化を盛り上げ、訪れるお客様に笑顔を届けることに尽力しています。
結び
本コンテストでの活躍を通じて、JR西日本ホテルズのシェフたちは多くのことを学び、さらなる成長を遂げました。今後の活躍がますます楽しみです。