未来の不動産戦略
2025-10-21 21:00:30

未来の不動産戦略を発表した東通グループのプレスカンファレンス

東通グループのプレスカンファレンスに注目



2025年10月20日、ザ・プリンスパークタワー東京にて開催された「東通グループ プレスカンファレンス」で、同グループの新たな不動産戦略が発表されました。このイベントは、2025年よりスタートする「不動産をもっと自由に大作戦」を掲げ、2030年には3000億円の運用資産を目指すという壮大なビジョンを紹介するものでした。

不動産の常識を覆す新しい挑戦



共同代表の桜木翔氏が挨拶を行い、「東京の未来を明るくしなければならない」との熱い思いを語ると、会場は拍手に包まれました。このイベントの目的は、東京を中心とした新たな事業戦略を通じて、日本全土へと広がる壮大なビジョンを届けることです。また、桜井吉男執行役員は「東京から首都圏外への進出」と「東京を基軸としたプロジェクト」の二つの側面から事業戦略を詳細に説明しました。

関西への展開と実績の共有



まず注目したいのは、不動産再生事業「TRUST VALUE」の関西進出です。桜井執行役員は「大阪は大きなポテンシャルを持つエリアです」と強調し、40年間の歴史を持つ築40年の建物をリノベーションするプロジェクト「TRUST VALUE 本町」の詳細を発表しました。さらに、木の温もりを感じるデザインのセットアップオフィスや、無人ホテル「illi Jam Shinsaibashi」のオープンもあり、関西市場に対する期待が高まります。

福岡進出の可能性



次に、福岡進出についても触れられました。福岡は「日本で最も勢いのある都市」の一つとされ、国際的なビジネス拠点としての評価も高まっています。そこの新たな居住用プロジェクト「Totsu Residence」シリーズでは、高級感と落ち着きを演出した居住空間が提供されるとのことです。

東京でのプロジェクト



また、東京でも新プロジェクトが進行中です。東通グループは「新橋駅東口地区 市街地再開発準備組合」に参加し、単なる建替えではなく、街全体を計画的に整備することを目指しています。麻布十番、新宿御苑、赤坂、渋谷東といった都心一等地でのリノベーションプロジェクトも進行しており、次世代のデザイン・用途を取り入れた131のプロジェクトが同時に進行中です。

上質で洗練された暮らしの実現



さらに、「TOTSU PREMIUM」シリーズの開発についても言及があり、著名な建築家との協業が予定されています。これにより、上質で洗練された都心の暮らしを体現する新しい舞台が創出されるでしょう。

まとめ



最後に、桜井執行役員は「私たちの不動産再生事業は単なるビジネスではなく、街そのものを活性化させることを目指している」と締めくくりました。今回のプレスカンファレンスを通じて、東通グループの新たなビジョンと具体的な戦略が明らかになりました。2025年からの不動産の未来がどのように変わるのか、今後の展開が非常に楽しみです。


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