岡山大学が子どもたちに科学の楽しさを伝える体験イベントを開催
2025年7月25日、岡山リサーチパークでは、国立大学法人岡山大学の総合技術部が「ひらけ!好奇心のとびら!」をテーマにした「おもしろ体験でぇ~」に出展しました。このイベントは科学に興味を持つきっかけを提供することを目的としており、地域の子どもたちにとって貴重な体験となりました。
体験内容
本イベントで特に注目を集めたのが、「クロマトアートでしおり作り」のワークショップです。ここでは、水性ペンの色素がどう分離するのかを観察し、その結果を基にカラフルなしおりを作成します。参加した子どもたちは、色とりどりのペンを選び、自分だけのデザインを楽しみながら制作していました。
ワークショップでは、最初に「クロマトグラフィー」という科学的手法について簡単に説明が行われ、子どもたちは実際にその技術を用いて模様を作るという実験的な体験を行いました。水をかけるとペンのインクが反応し、驚くような変化が現れる様子を真剣に観察する姿が印象的でした。
講師のコメント
この活動を担当した安信香苗技術専門職員は、「普段なかなか触れ合うことのない科学の世界を、身近な材料を使って体験することができたと思います。子どもたちが少しでも科学に興味を持つきっかけになったら嬉しいです」と語ります。
また、イベントを振り返り、総合技術部の佐藤法仁副理事・副学長は、「子どもたちにワクワク・ドキドキする瞬間を提供できたことに喜びを感じます。これからも地域と連携し、新しい人材育成に力を入れていきたい」と述べています。
今後の展望
岡山大学の総合技術部は、地域貢献や科学啓発活動に積極的に取り組んでおり、学内外を問わずさまざまなイベントを開催しています。次世代を担う子どもたちが科学に親しむことができるように、今後もユニークなテーマやプログラムを用意していく予定です。
このような活動を通じて、岡山大学は地域における科学教育の重要性を再認識し、さらなる発展を目指しています。今後の活動にぜひご注目ください。
お問い合わせ
詳しい情報については、岡山大学総合技術部の公式ウェブサイトやお問い合せ窓口をご確認いただけます。興味をお持ちの方はぜひ、こちらのリンクをチェックしてみてください。
これからも岡山大学は地域と共に未来を見据えた教育を展開し、科学の楽しさを広めていくことを目指します。