大阪ガスの新出資
2025-03-04 11:51:17

大阪ガス、千歳市で系統用蓄電池事業への出資を発表

大阪ガス、千歳市で系統用蓄電池事業への出資を発表



大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆)が、新たに北海道千歳市上長都における系統用蓄電池事業への出資を行うことを発表しました。本事業には、三菱HCキャピタルエナジー株式会社とサムスン物産株式会社も出資しており、これにより「上長都(かみおさつ)蓄電所」の設立が目指されています。

蓄電池事業の重要性


近年、再生可能エネルギーの導入が進む中で、その出力変動を補完するための蓄電池の役割が急務となっています。このたびの事業の目的は、蓄電池の充放電を通じて電力需給を効果的に安定化させることです。

大阪ガスが今回の事業に出資するのは、前回の千里蓄電所や武雄蓄電所に続いて3件目となります。2027年1月の運転開始を目指し、電力市場において確かな運用を行うことで、地域の電力系統の安定化に貢献することでしょう。

大阪ガスの取り組み


本事業において、大阪ガスはこれまで培ってきた電力トレーディングの知見を活かして、卸電力市場、需給調整市場、容量市場の3つの市場で取引を行います。これにより、上長都蓄電所の蓄電池の充放電を適切に管理し、地域における電力供給の安定を図ります。

エネルギーの未来とカーボンニュートラル


Daigasグループは「エネルギートランジション2050」に基づき、2050年までのカーボンニュートラル社会の実現を目指しています。蓄電池は再エネ普及の重要な要素として位置付けられており、今後も系統用蓄電池のほかに、再生可能エネルギー電源と組み合わせた蓄電池事業にも取り組む予定です。

これにより、蓄電池事業の拡大を進め、社会が抱えるカーボンニュートラルの課題にも真摯に挑んでいきます。大阪ガスの今後の展開に期待が寄せられます。

企業に関する情報


大阪ガスは、エネルギーの安定供給を図りつつ、環境への配慮をも忘れず、地域社会と共に成長を続けています。特に、再生可能エネルギー関連の事業に注力することで、持続可能な社会の実現に向けたリーダーシップを発揮しています。今後の進展にも、ますます注目が集まることでしょう。

このプレスリリースに関する詳細は、以下のリンクで確認できます:


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