ZenGroupが「PRIDE指標2025」で連続ゴールド受賞
ZenGroup株式会社が、一般社団法人work with Prideから策定されたLGBTQ+に特化した評価指標「PRIDE指標2025」で2年連続で最高評価の「ゴールド」を獲得しました。これは、一貫した取り組みと企業文化の多様性への配慮が評価された結果です。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」はLGBTQ+の職場環境における取り組みを評価するために2016年に制定された日本初の指標です。この指標は、行動宣言、当事者の代表性、啓発活動、人事制度、社会貢献の5つの基準で構成されています。各基準を満たすことで得られる点数によって、企業はゴールド、シルバー、ブロンズに認定されます。
ゴールド受賞の意味
ZenGroupでは、年齢、性別、性的指向、国籍などに関わらず幅広い採用を行っており、現在は36の国・地域から多様な従業員が集まっています。本社の約51%が外国籍で、多様な価値観が商品の開発やサービスに反映されています。この背景とともに、同性婚への祝金支給制度や、従業員リソースグループによるイベントなどを通じて、より働きやすい環境を整備しています。
ZenGroupの取り組みの詳細
ZenGroupは、性的指向や性自認に基づく差別を排除し、多様性を尊重する企業文化を築くことを目指しています。具体的な取り組みには、以下のようなものがあります:
- - LGBTQ+に関する社内部活「PRIDEクラブ」と従業員有志団体「PRIDE委員会」の設置
- - 全従業員を対象としたLGBTQ+の研修
- - 匿名で相談ができる「虹色フォーム」の設置
- - アライステッカーの制作・配布
- - 性別を問わない採用エントリーや同性パートナーを含む家族への人事制度の整備
これらの取り組みによって、従業員全員が公平にチャンスを得られる環境を整備しています。
ZenGroupのビジョン
ZenGroupは、越境ECを通じて「世界の越境EC販売額20%を日本に」というビジョンを掲げています。19か国語に対応し、日本の企業やブランドを国際市場に展開することを目指しています。現在、購入代行サービス「ZenMarket」、海外向け文房具EC「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、プロモーションサービス「ZenPromo」、そしてラグジュアリーブランド専門モール「ZenLuxe」など多岐にわたって業務を展開。会員数は300万人を超え、多様な商品を世界中のユーザーに届けています。
今後もZenGroupは、日本の商品をシンプルに海外ユーザーへ届ける仕組み構築に注力していきます。ダイバーシティを重んじる企業活動は、今後の成長においても重要な要素となるでしょう。
会社情報
- - 会社名: ZenGroup株式会社
- - 設立: 2014年4月
- - 代表者: ナウモヴ・アンドリイ、コーピル・オレクサンドル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
- - 住所: 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目7-7 大阪堺筋Lタワー8階、10階
- - 資本金: 80,000,000円
- - URL: https://zen.group/
ZenGroupの取り組みやビジョンは、今後のビジネス環境においても注目に値するものです。LGBTQ+支援が企業の基盤となる時代が、ますます進展していくことでしょう。